金よりも安価な貴金属である銀は、強気相場となっている。宝飾用と工業用の2つの用途を持つ銀は、金と同様に値を上げる可能性がある。
銀は上昇フラッグを形成している。
また、上昇フラッグで持ち合いとなったことを受け、RSIはヘッドアンドショルダートップの完成を失敗している。その後、ネックラインを上抜けしている。
MACDでは、短期の移動平均線が下落した後、長期の移動平均線が上抜けしている。これは、価格の上昇が短期的なものでなく、長期に渡ってサポートされていることを示唆する。
他方、実際の銀価格は50日移動平均よりも高い価格で取引されている。
以上を踏まえると、銀の上昇トレンドは金よりもさらに強力なものかもしれない。
トレード戦略
慎重なトレーダーは、少なくとも一本の長い陽線を待ち、トレンドラインまで揺り戻しとなるのを確認しよう。
一般のトレーダーも、慎重なトレーダーと同様である。
積極的なトレーダーは、ブルトラップの可能性を受け入れ、今すぐロングすべきである。
トレード例
- エントリー: $15.75
- 損切り: $15.00
- 損切幅: $0.75
- 目標価格: $18.00
- 利確幅: $2.25
- リスクリワードレシオ: 1:3
(提供:Investing.comより)
著者:ピンカス・コーエン