おはようございます。
今朝も梅雨空となっており、少しひんやりとする朝だ。株式市場は米国でもナスダック指数が大きく上昇するなど、選別色は出ているものの総じて堅調な展開となっている。コロナ後に期待しているのだろうが期待通りになるのか、どうか、期待しすぎるところまで買われた銘柄は注意が必要だろう。
世界的なパンデミックは一服となったが、経済への影響は大きく、「コロナ前」まで戻るには相当の時間がかかるのだろうし、「コロナ前」と「コロナ後」ではかなり違った生活スタイルとなる可能性も大きい。テレワークなどが進みこれまでの「移動」ということも変わるだろうし、オフィス需要なども変化が出てくるだろう。また、東京の一挙k集中というスタイルに変化がみられるかもしれず、何がどのように変わるのか、しっかり見る必要があるだろう。
本日の投資戦略
米国で半導体関連銘柄などが依然として堅調、ナスダック指数は大幅高となったが、日本市場でも半導体関連銘柄などが買われるかどうかだ。指数に影響の大きな銘柄の一角には空売りが積み上がっているものも見られ、相場全体、指数としては堅調なのだろうが物色が広がるかどうかが注目される。
ここまでの戻りで「底入れ確認」とされるような25日移動平均線が上向き、75日移動平均線を株価が抜けている銘柄が多くなっている。日経平均など指数が先行している形なので、買われ過ぎ銘柄がさらに買われるということがないと指数の上値は重くなると思われる。そうなるとやはり物色されるのは「出遅れ銘柄」となるのだろう。
25日移動平均線にサポートされて75日移動平均線を抜けていない銘柄に注目だ。三菱UFJ(8306)など銀行株の一角やタカラレーベン(8897)など不動産株の一角、東京エレクトロン(8035)などがあげられるが、数少なくなってきており、75日移動平均線の下げ止まるところでサポートされている銘柄なども注目だろう。
タカラレーベン(8897)は底値圏での保ち合いが続いている。25日移動平均線と75日移動平均線の間での動きであり、どちらに抜けるかでここからの方向が決まるのだろう。
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(提供:Investing.comより)
著者:清水 洋介