2020年6月1日14時時点に齊藤トモラニさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

先週時点では、中国の国家安全法に対して米国が中国に制裁検討とのことだった。しかし実際にトランプ米大統領が、その後の記者会見で述べたことは、株価を下げまいとの配慮から比較的穏健に聞こえる内容であった。それを受け、下げて始まっていた米国株は戻して引けた。またこの週末は、米国中西部ミネソタ州で起きた黒人男性が警察官に殺害された暴行事件に対する抗議活動が全米で拡がっている。そして、昨日5月31日(日)には、中国が指標を発表。5月の製造業PMIは予想より低かったものの、サービス業PMIは予想値より若干良い数値だった。これらを受け、本日1日(月)の週明けから、豪ドルが強含んで始まっている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

豪ドル/円の60分足チャートを見ると、高値を切り上げて上昇している。一旦抜いたレジスタンスラインに戻りながら上昇していることから、先ほど抜いた71.87円付近のサポートに戻るのを待ってから買いたいところだ。

齊藤 トモラニ(トレーダー兼セミナー講師)
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナーの受講生。セミナー受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として弊社へ入社。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。