2020年6月15日12時時点に齊藤トモラニさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

先週11日(木)日本時間未明のFOMCでは、「2022年末まではゼロ金利政策を続ける」との悲観的なコメントが出た。これを受けて投資家の不安心理が増したことで、世界的に株価が急落した。米ドル/円はドルインデックスの下げと連動した形で下がって来ているが、週末から本日15日(月)朝にかけてはドルインデックスの戻しに伴って米ドル/円も戻し気味で推移している。今週は明日16日(火)と明後日17日(水)に、パウエルFRB議長の議会証言が予定されている。先週のFOMC時の米国経済に関するネガティブ見通しの方向修正ができるかどうかに注目。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円の60分足チャートを見ると、下降トレンドラインが107.70円付近にある。このラインを超えてくると調整の上昇は有りそうだが、108.30~108.50円付近にあるレジスタンスはすんなり抜けないのではないかと思ってみている。またこのまま107.05円のサポートを下に切ってくると、106.50円近くまで下落の可能性があるため、注意が必要だろう。

齊藤 トモラニ(トレーダー兼セミナー講師)
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナーの受講生。セミナー受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として弊社へ入社。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。