DMMグループの株式会社DMM Bitcoinは8日、国内暗号資産取引所DMM Bitcoinで新規口座開設の申込から最短5分で取引が可能となる「スマホでスピード本人確認」の提供を開始することを発表した。
同取引所は、ビットコインを含む全14種類の暗号資産の取引が可能で、レバレッジ取引の取扱暗号資産種類は業界トップクラスを誇る。
これまでのDMM Bitcoinでの新規口座開設は、認証コードを郵送物で受け取る必要があったが、「スマホでスピード本人確認」では、口座開設時の本人確認がスマートフォンアプリを利用したオンライン手続きで完結する。
従来の郵送物の受け取りが必要な手続きでは、口座開設までに1日〜2日かかっていた。しかし「スマホでスピード本人確認」はアプリ上で本人確認書類を提出するとAIによって本人判定が行われ、最短5分で口座開設が完了することから、暗号資産ユーザーの増加に一役買う可能性があるだろう。
認証システムは、Liquid社が手掛ける生体認証プラットフォーム「LIQUID eKYC」を利用。精度の高い画像照合率で、本人確認を安全にオンラインで完結させることができるという。
「スマホでスピード本人確認」は7月15日18時から提供開始予定だ。
なお、DMM Bitcoinではプレゼントキャンペーンを実施中で、2021年12月1日から2022年4月1日までの期間、新規口座開設完了したユーザーに2,000円がプレゼントされる。
口座開設は無料で、このプレゼントはユーザーのトレード口座に入金されるそうだ。
スピード本人確認に関しては、昨年同時期にbitFlyerとHuobi Japanが始めたことにより暗号資産業界においても普及が進んできた。
現在、同様のサービスを行なっている国内暗号資産取引所は上記2社とDMM Bitcoin以外で7社ある。
以下がその取引所だ。
- BITMAX
- ディーカレット
- コインチェック
- BTCボックス
- SBI VC トレード
- 楽天ウォレット
- ビットポイント
(提供:月刊暗号資産)