☆ テクニカル分析 ☆
日経平均
25日移動平均線や基準線にサポートされた形となった。ただ、遅行スパンがローソク足を割り込んでおり、ローソク足の高値の日柄に応答しているところでもあり、ここでさらに一段高とならないと調整となるだろう。
☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆
新型コロナウイルスの感染拡大を特に気にするということでもなく大幅高となった。ちょうど1月、2月の時のように、「新型コロナウイルスの感染拡大は経済への影響は大きいがとりあえず株価が上がるから買っておこう」というようなことなのだろう。
ただ、こうした「バブル相場」はいつか潰えるもので、何かちょっとしたことをきっかけに一気に調整となることもあるだろう。そうなってくると今度は買い向かっては下げられて塩漬けになるということなのだろうし、ここで高値を買い上がるというのはなかなか難しいと思う。
買われ過ぎ銘柄がさらに買われている状況を見ると新型コロナウイルスの感染拡大にも関わらず買われていた1月や2月を思い出すと同時に、1989年の相場を思い出す。買われ過ぎていた銘柄が最後まで買われ、最後は買い戻しを急ぐ動きで高値を付けたということであり、今回もそろそろ調整となってくるのだろう。 ソフトバンクG(9984)だけでなく、ファーストリテイリング(9983)も6月10日の高値から下がったから買おうという動きもあるように思われる。ただ、実際に業績面を考えるととてもではないが買える水準でもなく、足元の業績が好調といっても、この調子が長続きするということもないのだろうし、日経平均も調整となると思う。
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(提供:Investing.comより)
著者:清水 洋介