今回はタイムサイクル中心に分析してみようと思います。

WTI原油価格はタイムサイクル上9月3日までにはいったんの底を打った後上昇し9月月初から10日までの間に天井となって中長期的には原油価格は下がっていくものと思われます。

ファンダ的にはハリケーンローラが去った後原油生産、石油精製が再開しますので、原油価格には下押し圧力がかかると思われます。ただし、FRBの新緩和基準の変更で米株がさらに上昇し易い環境が整ってきていますので原油需要は増えてくると思われます。

米国の生産量についてですが、ベーカーヒューズ社の石油リグカウントの下げはここ1~2週間は180本くらいでようやく落ち着いてきていますがまだかなり低いです。なので、ここからの需要増があると生産が追い付かなるリスクはあるかもしれません。


(提供:Investing.comより)

著者:杉田 勝