●相場解説

ポンドは他通貨と違い10月15日までの英EU貿易交渉の報道や
要人発言によって荒く上下する展開に。

目先の相場では136円~137円台のレンジとなっていますが、
テクニカル面では各移動平均線の水準に位置していますね。

また、9月以降の急落から38.2%付近の戻りとなっていますので、
今の価格から戻りが本格化するか?
反発が続いて上値を伸ばすか?注目したい局面です。

そのため、今後10/6高値(137.44)を切り上げるようであれば、買い目線。

昨日安値(135.86)を切り下げて
9月末の反発トレンドが崩されるようであれば、売り目線。

以上のように、今後のトレンド変化によって
売り買いの判断を行いたいと考えています。

【日足チャート】

Investing.com
ポンド円 日足チャート(画像=Investing.com)

【2時間足チャート】

Investing.com
ポンド円 2時間足チャート(画像=Investing.com)

ただし、先ほどコメントさせて頂いた通り、
ポンドはEUとの貿易交渉次第で瞬時に動きやすい環境。

特に、昨日の相場では22時過ぎに136円半ばから136円付近まで急落し、
その後は全戻しするなど、要人発言によって振り回されやすい環境なので、
ポジション管理には十分ご注意下さい。

また何か目立った値動きなどあれば解説させて頂きますので、
一つの見方として参考になれば幸いです。

それでは、本日もよろしくお願い致します。

●今日の経済指標

[中国] 休場

14:00 [日本] 9月景気ウオッチャー調査-現状判断DI
15:00 [ドイツ] 8月貿易収支
15:00 [ドイツ] 8月経常収支
16:25 [イギリス] ベイリー英中銀(BOE)総裁、発言
20:30 [ユーロ] 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨
21:30 [アメリカ] 前週分新規失業保険申請件数

(提供:Investing.comより)

著者:樺 淳一