●相場解説

今週前半は買いが目立ち、
先月から上値抵抗となっていた1.3の節目を突破しましたが、
本日期限の貿易交渉が難航するとの思惑から売りが目立つ展開に。

昨日の相場では一時1.2862まで下げましたが、
その後は「本日以降も合意を目指して協議を継続」との報道があり
値動きが一変。

瞬時に値を飛ばして強い動きとなり、
再び1.3を回復する結果となりました。

そのため、トレンドと致しましては
徐々に上向きに転じつつありますので、
このまま10/12高値(1.3082)を切り上げるようであれば買い予定。

逆に、再び下げに転じた場合は、
昨日安値(1.2862)の切り下げ後、
売り目線でトレードを検討したいと考えています。

【4時間足チャート】

Investing.com
ポンドドル 4時間足チャート(画像=Investing.com)

ただし、冒頭でもコメントさせて頂いた通り、
本日はEUとの貿易交渉の期限日となっています。

内容次第では再びどちらかに動きやすいので、
高値や安値を更新した後に逆行するなど、
上下に振り回すような動きに注意が必要です。

そのため、すぐに飛び乗るようなポジションの取り方はせず、
価格の値動きに注意しながら対応したいと考えています。

また、目立った変化などございましたら
改めて解説させて頂きますので、
一つの見方として参考になれば幸いです。

それでは、本日もよろしくお願い致します。

●今日の経済指標

13:30 [日本] 8月第三次産業活動指数
15:45 [フランス] 9月消費者物価指数
21:30 [アメリカ] 10月ニューヨーク連銀製造業景気指数
21:30 [アメリカ] 9月輸入物価指数
21:30 [アメリカ] 9月輸出物価指数
21:30 [アメリカ] 10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
21:30 [アメリカ] 前週分新規失業保険申請件数
25:00 [ロシア] 9月実質鉱工業生産
25:00 [ユーロ] ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言

(提供:Investing.comより)

著者:樺 淳一