世界最大規模の暗号資産(仮想通貨)取引所Binanceは、同社の提供する暗号資産ローン「Binance Loans」のサービスで、暗号資産バイナンスコイン (BNB)を借り入れ可能な資産として追加した。13日、同社の公式サイトで発表した。
Binance Loansは担保とする暗号資産を預けることで、別の暗号資産を利息付きで借りることがサービスだ。
Binance LoansではBNBをはじめ、BUSD、DAI、JST、NEO、ONT、STROJ、SXP、USDT の合計9種類の暗号資産を借り入れする事が可能だ。
また、借り入れる際はBTC、BCH、BNB、EOS、ETH、LTC、XRPなど、借り入れした暗号資産の銘柄によって、ローン期間や、金利および年利等が異なる。
借り入れした暗号資産の銘柄によって、ローン期間や、金利および年利等が異なる。
Binance Loansは、Binanceのユーザーなら信用調査なしで借り入れることができ、借り手にとって使いやすくなっている。
融資の貸し出し期間は「7日」「14日」「30日」「90日」間の融資期間が設定されている。
借り手は融資を受けたい場合、「Binance Loans」のページで申請し、担保を預け入れて、暗号資産を借り受けることができる。
返済期日がきて元本と利息が返済されると、担保とされていた暗号資産は借り手に返却される仕組みになっている。
普通のローンと同じく延滞をすると延滞利息が請求される。一定期間経過しても、返済が行われない場合、担保を清算してローンを返済することになるという。
Binance Loansの説明では、「多くの暗号資産をローンに利用でき、セキュリティ管理も万全で、借りている暗号資産をすぐ引き出すことができる」と利便性を語っている。
BinanceはBinance Loansのサービスについて、「市場の状況と内部のリスク管理に基づいて、同社が取り扱っている暗号資産の金利、担保資産、融資可能な最大限度額など、幅広いオプションを提供しています」とローンのメリットを説明している。(提供:月刊暗号資産)