☆ テクニカル分析 ☆
日経平均
雲を意識して下げ渋り、結局25日移動平均線や基準線にサポートされた形となった。ただ、買戻しが主体であり、買戻し一巡となったものから売られて日経平均も上値は重くなりそうだ。
☆ 相場雑感 ☆
決算発表に反応する動きで、米国株が大きく下落したにもかかわらず、下げ渋りとなった。買われすぎ銘柄は好決算を発表しても売られるケースが多いが、一方で買われすぎ銘柄は買われすぎているから空売りが積み上がっている銘柄も多く、買戻しが入るものは下げ渋り、堅調となった。
売られ過ぎのキヤノン(7751)が大きく買われ、逆に日本電産(6594)などは手仕舞い売りに押された。そしてソフトバンクG(9984)やファーストリテイリング(9983)など買われすぎている銘柄は空売りの買戻しで堅調となるなど、なんとも目先の値動きだけの相場となっている。
結局は目先の需給だけという相場なのだが、業績面への影響もこれまでのような「アメリカがくしゃみをすると日本は風邪をひく」というようなことでもなく、中国の景気動向に反応することが多いような感じだ。いわゆる中国関連銘柄などがしっかりとしているところを見ると欧米ではなく、。中国ということになりそうだ。
欧米での新型コロナウイルスの感染拡大が特に日本企業には影響が少ないということなのかもしれないが、結局は欧米の景気が回復しないと日本企業も潤わないのだろう。買われすぎ銘柄の買戻し一巡後は一気に調整となることもありそうだ。
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(提供:Investing.comより)
著者:清水 洋介