昨日のドルインデックスは開票直後にはバイデン優勢という報道で暴騰しましたが、トランプ氏がフロリダで勝ったとのニュースで今度は急落となりました。

これを受けてドルストレート通貨ペアも乱高下。ドル円は105.34円まで急騰後104.15まで下落しています。 ドルインデックスは、テクニカルには一昨日に上値トライをした100日移動平均線を再びトライする局面もありましたが、再び100日移動平均で抑えられた形です。

ドルストレートはポンドを除いてドルインデックスとは逆の動きをしています。BOEは本日の決定会合で1500-2000億ポンドの緩和策を発表するとの思惑で売られた形です。

バイデン優勢は株価上昇、長期金利上昇、ドル高ですが、トランプ優勢になると株価は上昇したままですが、長期金利下落、ドル安となっているようです。

今現在はドルインデックスは株価と逆相関関係にありますので、株価が上がるとドルは下落傾向にあります。ドルが下がりそうに見えるので、株価はさらに上昇するのでしょうか?それともトランプ氏が法廷闘争で優勢になってきてドルが下がるのでしょうか?

エリオット波動とタイムサイクルでドルインデックスの今後をズバリ!


(提供:Investing.comより)

著者:杉田 勝