イーサリアム(ETH)の大型アップデート「ETH2.0」のローンチが、最短で12月1日であることが発表された。4日、イーサリアム財団のブログで発表された。

イーサリアム
(画像=月刊暗号資産)

イーサリアム2.0は、フェーズ0から2020年に始まる複数のフェーズでリリースされる。

  • フェーズ0:2020年(バリデータを管理するビーコンチェーン実装)
  • フェーズ1:2021年(ユーザーが利用するシャードチェーン実装)
  • フェーズ1.5:2021年(シャードチェーン・メインネット稼働、PoS移行)
  • フェーズ2:2021年〜(シャードチェーンの全稼働)

ビーコンチェーンは主要なブロックチェーンが含まれることになり、シャードと呼ばれる64のサイドチェーン全てを管理する。

全てのシャードは完全なシステムとして機能し、それぞれが独立して取引の履歴を管理する。

5日にはメインネット上にデポジットコントラクトが実装され、フェーズ0の一部であるビーコンチェーンに先駆けて、ステーキング参加者が資金を送金するためのアドレスが発表された。

ETH2.0ではPoS(Proof of Stake)形式に変更する。これは32ETH以上をステーキングすることによって、バリデータになることができ報酬はもらえる。

報酬は最大年利21.6%を得ることができるが、フェイズ0からフェイズ1.5になるまで引き出しはできない。

またETHの保有が32未満の人のためのステーキングプールもあり、プールに参加して、ステーキングでイーサリアムを得ることができる。

各フェーズでは、イーサリアムの機能とパフォーマンスが様々な方法で向上する。

イーサリアム2.0のフェイズ0は最短で来月1日に起動するように設定されており、7日前の今月24日に16,384バリデータの登録(524,288ETH以上)のデポジットが必要となるという。

11月24日までに到達しない場合には起動は保留され、524,288ETHがデポジットされてから7日後に起動することになることも発表された。

ETH2.0のローンチのスケジュール発表にこぎつけたことで、イーサリアム価格は高騰。記事執筆時点で約4%の上昇を見せている。

11月の最高値を更新し、一時は4万5,000円の値をつけた。現在は4万2,000円台と、やや落ち着きを見せている。(提供:月刊暗号資産