国内暗号資産(仮想通貨)取引所GMOコインは6日、同取引所における「2020年10月の暗号資産(仮想通貨)取引ランキング」を発表した。
このランキングではGMOコインの「販売所」、「取引所(現物取引)」、「取引所(レバレッジ取引)」、「暗号資産FX」の各サービスにおける取引ランキングを紹介。
販売所では、ビットコイン(BTC)がシェア66.6%で1位、2位はイーサリアム(ETH)で(12.9%)、3位はリップル(XRP)で(7.5%)となった。
また9月の取引ランキングと比較すると、イーサリアムが3位から2位に、リップルが4位から3位に上昇するなど、順位に変動が見られた。
取引所(現物取引)ではビットコインがシェア73.9%で首位を記録。2位はリップル(14.4%)、3位はイーサリアム(8.5%)となった。
なお、こちらは9月との順位の変動はなかった。
取引所(レバレッジ取引)では、BTC/JPYがシェア90.4%で首位。2位はXRP/JPY(5.6%)、3位はETH/JPY(3.5%)となった。
また、9月のシェアと比較すると、BTC/JPYのシェアが+1.3ポイントで最も大きく増加。ETH/JPYのシェアが-1.6ポイントで最も大きく減少という結果になった。
暗号資産FXでは、BTC/JPYがシェア89.9%で首位。次いで2位はETH/JPY(4.4%)、3位はXRP/JPY(3.7%)となった。
こちらは9月の取引ランキングと比較すると、BTC/JPYを除く全ての銘柄で順位に変動があった。
ランキングを見ると、現在もなお好調な推移を見せているビットコインの数値が全て上昇していることから、ビットコインの取引需要が高まっていること言える。
ビットコイン以外ではリップルやイーサリアムのシェアも堅調で、GMOコインにおけるこれら3銘柄が占める割合は9割ほどとなっている。
現在、史上稀に見る大混戦を繰り広げている米大統領選の影響もあり、暗号資産市場はビットコインを中心に熱気を帯びている。
特にビットコインは過去最高値の更新に向け連日大幅上昇を見せており、世界的に取引が盛んに行われていることから、GMOコインの来月の取引ランキングに注目してもいいだろう。(提供:月刊暗号資産)