ビットコイン関連アプリを手がけるLolliは韓国のSamsung(サムソン)と提携し、Samsung製品を買い物した際にビットコイン還元すると発表した。6日、Lolliが公式サイトで明らかにした。
両社の試みは2019年にも行われたが、クリスマスや年末シーズンを前に再度実施する。
Lolliは2018年8月に設立。同社のサービスを使う企業・小売店舗は急速に増加している。
Lolliのアプリを介してSamsungの電化製品を購入すれば、最大で1.5%分がビットコインで還元されるという。比較的高額な商品が多いため、還元されるビットコインの額も高額になりやすいと予想される。
現時点でLolliのSamsung商品購入によるビットコイン還元サービスは、米国のみでの実施になっているという。
Lolliは米国内のユーザー向けに約1,000店舗で、オンラインショッピングをすることで購入時にビットコインを受け取ることができるサービスを提供する。
Lolliは今回の発表で「Samsungとのパートナーシップの再始動を発表できることを嬉しく思います。Lolliユーザーは、再び素晴らしいSamsung製品を購入して最大1.5%のビットコインを獲得することができます。新しいテレビ、携帯電話、あるいは自宅用の洗濯機をお探しの方も、Samsungの製品をご利用ください」「掃除機からキッチン用品まで、他の家電製品も多数取り揃えております」と語った。
Lolliは人々がビットコインをより簡単に使用できるように設計されている。また、ビットコインがビジネスへの採用を増やすことにも貢献していると自負している。
LolliはSamsung以外でも、これまでWalmart(ウォルマート)、NIKE(ナイキ)、GAP(ギャップ)などとも提携をして話題になった。
今年初め、海外メディアのインタビューで、LolliのCEOであるAlex Adelman氏は、「同社のユーザーの90%はビットコインを交換手段ではなく投資として扱っている」と見解を述べている。(提供:月刊暗号資産)