LINE傘下のLINE Pay株式会社は16日、同日10:00から2020年12月1日9:59まで、対象加盟店での支払い金額1%分の即時値引きに加え、LINE独自の暗号資産(仮想通貨)「LINK」に転換できる「LINKリワード」を支払い金額の9%分還元すると発表した。
同サービスはLINEポイントクラブの特典クーポンに追加掲載される。LINEポイントクラブに、暗号資産を取り入れたクーポンを掲載するのは初の取り組みだ。
LINKリワードを取得したユーザーは、LINEのデジタルアセット管理ウォレット「BITMAX Wallet」でLINKの受取申請が可能だ。
LINKの受け取りには「BITMAX」で口座開設が必要となる。
16日からLINKリワードがもらえる対象加盟店は、Uber Eats、エアトリ、かっぱ寿司、JINS、Trip.com、PeachAviationの6つ加盟店だ。
LINEポイントクラブは過去6ヶ月間に獲得したLINEポイントに応じてマイランクが決定し、それぞれのランクに応じてクーポンを利用できる枚数が異なるサービスだ。レギュラーは1ヶ月1枚、シルバーは3枚、ゴールドは6枚、プラチナは10枚のクーボンが利用できる。
LINE PayはLINKリワードをクーポンに加えたことについて「ブロックチェーン技術とともに暗号資産が世界中で話題となり久しい中、投機・投資としての価値に加えて、新たな決済手段としての価値にも注目が集まっています」「このような背景のもと、『LINE Pay』はモバイルペイメントプラットフォームとして、暗号資産を身近な資産として気軽に始めていただけるよう、LINE独自の暗号資産『LINK』に転換できる『LINKリワード』をLINEポイントクラブの11月度特典クーポンに掲載いたします」と述べた。
またLINE Payは今後の抱負として「お金の流通で生じる時間や手間、手数料など様々な摩擦をゼロにし、人とお金・サービスの距離を近づけ、キャッシュレス・ウォレットレス社会において、モバイルペイメント領域をリードする存在になることをめざします」とリリースで表明した。(提供:月刊暗号資産)