国内暗号資産(仮想通貨)取引所GMOコインは24日、同社が冠協賛するサッカーJ2リーグのFC琉球対東京ヴェルディ戦にて、FC琉球の選手がMOM(マンオブザマッチ)に選ばれた際に賞金として1BTCを贈呈すると発表した。

ビットコイン
(画像=月刊暗号資産)

GMOコインは2019年からFC琉球のオフィシャルパートナーとなっており、2020年も継続してパートナー契約を結んでいる。

2020年11月29日に開催されるFC琉球と東京ヴェルディの試合ではGMOコインが冠協賛しており、最も印象的なプレーをした選手に贈られるMOMにパートナーであるFC琉球の選手が選ばれた場合、その功績を賞してビットコインを贈呈することを決めた。

FC琉球はブロックチェーン技術を用いたファンクラブサービスを推進するためGMOコインと合意しており、FCR(FC琉球コイン)プロジェクトを共同で進めていた。

FCRは新しい形のファンコミュニティ形成を目的に開発された物で、地方スポーツクラブの新たな資金調達手法になるほか、よりプレミアムなファンサービスの企画開発を進められると共に、将来的には沖縄全体でのFRC運用を目指すと、公式サイトで説明している。

サッカーチームがブロックチェーン企業と提携する流れは海外でも徐々に推進されており、今年春にはFCバルセロナがエンタメ領域に特化したブロックチェーン開発企業Chiliz(チリーズ)と提携し、ファントークンを提供している。

Chilizはファン参加型のチーム運営プラットフォームSocios.comを運営しており、同プラットフォームを通しファンはクラブチームに関する様々な投票に参加できるほか、限定商品と交換することも可能となっている。

Socios.comにはイングランドのWest Ham United FCなども参加しており、ファントークンを利用した新たなファンクラブ運営の流れは、日本のみならず世界的に注目されているようだ。(提供:月刊暗号資産