国内暗号資産(仮想通貨)取引所ビットポイントは26日、暗号資産レンディングサービス「貸して増やす」を同日より提供開始すると発表した。

「貸して増やす」サービス、はユーザーが保有している暗号資産をビットポイントに貸し出すことで、貸出条件に応じた貸借料を受け取れるサービスだ。

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(画像=月刊暗号資産)

保有している暗号資産を活用し、新たな収益機会を得ることができる。特に長期的な値上がりを期待して保有する投資家にとってメリットが大きい。

対象暗号資産は、ビットコイン(BTC)、リップル(XRP)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、ベーシックアテンショントークン(BAT)の6通貨。

提供開始と同時にサービス開始記念キャンペーンを実施する。

2020年12月8日から2021年1月7日までの期間に貸し出した場合、年率20%の計算で貸借料を受け取れる。申込みは11月26日から可能だ。

レンディングサービスは満期に利息を元本に上乗せする形で戻ってくるため、手間をかけずに暗号資産を受け取れる。

また、銀行よりも利率が高いことや個人間の貸し借りよりも不正が起こりにくいなどのメリットがある。

ユーザーに様々なメリットをもたらす暗号資産のレンディングサービスは、国内取引所で提供開始が相次いでいる。

代表的な暗号資産取引所だと、コインチェック、BITMAX、ビットバンクなどが挙げられる。

各取引所では、アルトコインへの対応や数ヶ月単位での申込みにより、レンディングサービスを利用しやすくなっている。

レンディングにはメリットがある一方で、貸出期間中の変動リスクや取引所の破綻リスクもある。

とはいえ、暗号資産取引を行う上で、選択肢が増えたことは大きい。暗号資産の利用者が増える1つのきっかけにもつながるだろう。

ビットポイントは2016年に誕生した日本の暗号資産取引所だ。

2020年8月時点においては、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコインの取引量において、国内ナンバーワンを記録した(ミンカブ・ジ・インフォノイド調べ)。(提供:月刊暗号資産