通常、投資で出た利益には約20%の税金がかかります。しかし「NISA」・「つみたてNISA」であれば、得た利益は非課税!利益を全て受け取ることができるのです。
NISAとつみたてNISAはそれぞれにメリットがありますが、これから投資を始めようとする方には、長期的にコツコツ投資できる「つみたてNISA」がおすすめです。
中でも松井証券のつみたてNISAは100円からスタート可能なため、初心者にぴったりといえるでしょう。本記事では、松井証券でつみたてNISAを開始するメリットについて解説します。
松井証券でつみたてNISAを始めるメリット
メリット1:つみたてNISAの購入時手数料が無料
松井証券のつみたてNISAで取り扱う投資信託は、すべて購入時手数料が無料です。初心者にとって手数料が無料だというのは、手軽に利用できるので大きなメリットの1つといえます。
メリット2:最小100円から投資ができる
松井証券のつみたてNISAは100円から投資が可能です。
少額で投資ができれば、リスクも最小限に抑えられます。そのため初心者もスタートしやすいでしょう。また投資資金があまりないという方でも、少額ならトライしやすいのではないでしょうか。
なお積み立ての頻度は「毎月」のみですが、何日に積み立てするかは自由に設定できます。例えば給料日の後など、都合のいいタイミングで積み立てを設定すれば無理なく続けられるでしょう。「毎週」や「毎日」の積み立てはできません。
メリット3:豊富な取扱銘柄
松井証券のつみたてNISAは取扱銘柄も豊富。その数は150本を超えていて、業界内でも高水準の品ぞろえです。
選択肢が充実していれば、その分自分に合った商品を選べます。そのため、取扱数が多いというのは、大きなメリットといえるでしょう。
メリット4:投資アプリでスマホでも簡単操作が可能
松井証券は「投信工房」というロボアドバイザーが資産運用をトータルサポートしてくれるサービスがあります。
投信工房は、年齢や「投資に関する知識」についてなどの簡単な質問に答えるだけで、自分にあった最適な資産の組み合わせを提案してくれる便利なツール。どの商品にいくら投資すればいいのかを示してくれるため、初心者の方にこそおすすめしたいサービスです。
また、自動でポートフォリオのリバランスを行ってくれるので、運用中のメンテナンスも手間いらず。無料で利用できるのもうれしいポイントです。
メリット5:お客様サポートが充実している
松井証券は手厚いお客様サポートも魅力です。
電話による相談窓口である「マネープランサポート」では、「何から始めればいいかわからない」「投資は不安」など、さまざまな相談をすることができます。利用は無料で、専門知識豊富なマネープランナーが回答してくれます。
「HDI-Japan」による「問い合わせ窓口の格付け」では、松井証券は証券会社部門で10年連続三つ星を獲得!第三者評価機関からもサポート面を評価され続けています。
メリット6:キャンペーンが多く開催されている
松井証券では頻繁にキャンペーンを実施しています。
キャッシュバックやポイントの付与などのお得なキャンペーン期間中に口座を開設するのもいいでしょう。こまめに松井証券のホームページをチェックしてみてください。
「松井証券」と他社の特徴を比較
「松井証券」と、「SBI証券」「楽天証券」「マネックス証券」の3社を比較しました。比較することで、松井証券の「強み」やウイークポイントも明確になるでしょう。
銘柄数、最低積立金額、手数料の比較
まずは4社の取扱銘柄数、最低積立金額、買い付け手数料を比較しました。
証券会社名 | つみたてNISA 取扱銘柄数 |
最低積立金額 | 買い付け手数料 |
---|---|---|---|
SBI証券 | 約170 | 100円 | 無料 |
楽天証券 | 約160 | 100円 | 無料 |
マネックス証券 | 約150 | 100円 | 無料 |
松井証券 | 約150 | 100円 | 無料 |
取扱銘柄に多少の差はありますが、この4社は上記の項目はほぼ横並びといえます。
積み立て頻度の比較
続いて、積み立て頻度を比較します。「松井証券」は月単位での変更のみ対応していますが、「SBI証券」と「楽天証券」、「マネックス証券」は毎月・毎日と細かくカスタマイズが可能です。中でもSBI証券は毎週の設定も可能。
証券会社名 | 積み立て頻度 |
---|---|
SBI証券 | 毎月/毎週/毎日 |
楽天証券 | 毎月/毎日 |
マネックス証券 | 毎月/毎日 |
松井証券 | 毎月 |
積み立ての頻度にバリエーションを持たせたいと思っている方にとっては、積み立て頻度を選べる方がおすすめ。一方、ある程度ほったらかしておきたいと思っている方は、毎月の頻度で十分でしょう。
ポイントサービスの比較
各証券会社では取引額に応じてポイントサービスを提供しています。
証券会社名 | 還元サービス |
---|---|
SBI証券 | Tポイントが貯まる |
楽天証券 | 楽天ポイントor楽天証券ポイントが貯まる |
マネックス証券 | マネックスポイントが貯まる |
松井証券 | 松井証券ポイントが貯まる・現金還元サービスもあり |
「SBI証券」や「楽天証券」では日頃の生活でも利用頻度の高いTポイントや楽天ポイントを貯めることができます。これらのポイントを貯めているという方も多いのではないでしょうか。
一方、独自の還元サービスをしているのが「松井証券」と「マネックス証券」。
松井証券ポイントは、Amazonギフト券や文具・キッチンウェア・食品など、3,000種類以上のさまざまな商品との交換ができます。加えて、ポイントは投資信託の積み立てにも使用可能。
さらに「松井証券」では、日本初の現金還元サービスも実施しています。還元率は最大0.7%!還元率は銘柄によって異なり、「松井証券」のホームページで毎月いくら還元されるのかシミュレーションもできるので、気になる人はチェックしてみるといいでしょう。
「マネックス証券」のポイントもAmazonギフト券などにも利用可能。自分の生活にあったポイントサービスで証券会社を比較検討してみてもいいかもしれませんね。
松井証券でおすすめの「つみたてNISA」銘柄
銘柄選びでは「純資産総額」もチェック
つみたてNISAには多くの種類があり、自分で好きな銘柄を選ぶことができます。しかし、初心者の方はどの基準で選べばいいのかわからないのが本音でしょう。
そんな方は“純資産総額”を一つの基準としてチェックすることをおすすめします。
純資産総額とは、「その銘柄が所有している資産の総額」を指します。その銘柄にお金を託す人が多く、かつ運用もうまくいくことで、その銘柄の純資産総額は上がります。つまり多くの人がその銘柄を良いと思い、お金を託しているということ。
もちろん、人気がある=実力がある銘柄とは一概に言えない面もありますが、選ぶ際の指標の一つではあります。
松井証券で取り扱っている「つみたてNISA」の中でおすすめの3つの銘柄を紹介します。つみたてNISAの中でどんな商品を選んだらいいのかわからないという人は、参考にしてみてください。
おすすめ銘柄1:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
資産クラス:先進国株式
純資産:2,238.4億円(2020年12月23日時点)
運用会社:三菱UFJ国際投信
米国市場の約80%をカバーしている銘柄で、純資産も高いです。つみたてNISAのメリットでもある低コストで米国の経済成長に投資できる点でおすすめの銘柄です。
おすすめ銘柄2:楽天・全米株式インデックス・ファンド
資産クラス:先進国株式
純資産:1,717.9億円(2020年12月23日時点)
運用会社:楽天投信投資顧問
こちらも米国市場に投資ができる銘柄です。
特徴は米国の中小企業に対して投資ができる点です。企業が伸びるとリターンは大きい可能性があります。純資産額も大きく、検討してみてもいい銘柄の1つだといえます。
おすすめ銘柄3:<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
資産クラス:先進国株式
純資産:2,193.3億円(2020年12月23日時点)
運用会社:ニッセイアセットマネジメント
日本を除く23ヵ国の先進国の銘柄に分散投資ができます。この銘柄の特徴は、徹底したコスト削減の実現による運用成績の高さ。純資産総額は2,000億円を超えていて、人気と運用実績が高いことがわかります。
松井証券でつみたてNISAを始める際の注意点
松井証券はおすすめの証券会社。しかし、利用前に確認しておきたい注意点もあります。
ETFの取り扱いがない
松井証券のつみたてNISAでは、ETFの取り扱いは1つもありません。
ETFとは上場している投資信託を指します。松井証券では上場した銘柄をつみたてNISAで購入することはできません。
【ETFの特徴】
上場しているということは株式と同様に、取引所で取引されているということ。つまり、リアルタイムで値段が動くという特徴があります。一方、一般的な投資信託は1日に1回値段が発表され、その情報で投資家は購入するかどうか決めます。
なお、「ETF」と「一般的な投資信託」では、一般的な投資信託の方が圧倒的に銘柄は多いです。上場している会社よりもしていない会社の方が多いのがその理由です。
積み立て頻度は「毎月」しかない
先述したように、松井証券のつみたてNISAでは、積み立て頻度は「毎月」しか選ぶことができません。他の証券会社の中には「毎日」や「毎週」などに積み立て頻度を変更できる会社もあります。
松井証券は、積み立て頻度のカスタマイズのしやすさという点では注意が必要です。
松井証券でつみたてNISAを始めるには、まず松井証券口座を開設
松井証券で「つみたてNISAの口座」を開設するには、「松井証券口座」の開設が必要です。基本口座を持っていない方はまずは基本口座を開設し、その後NISA/つみたてNISAの口座を続けて開設しましょう。
NISA口座の開設は税務署の審査が必須です。申請内容を元に問題ないかどうかを厳しくチェックされるので審査に一定の時間がかかります。1~2ヵ月の余裕を持って申し込みをしましょう。
松井証券は、特に初心者におすすめの証券会社
松井証券のつみたてNISAは豊富な銘柄を取り扱っています。100円からスタートできる点もうれしいポイント。また、サポート体制が整っているので、特に初心者の方におすすめしたい証券会社です。
「投資はちょっと不安」と思う初心者の方もいるかもしれませんが、少額から始められる松井証券のつみたてNISAならスタートしやすいのではないでしょうか。
執筆・鴨志田 大輔 (かもしだ だいすけ)
ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、広告代理店に入社。社会人生活をする中で、自分のお金の知識が高くない事を感じ、お金の知識を持っている方が人生は豊かになると痛感。 人生をより幸せで豊かにするためにお金の知識を持ちたい気持ちが強くなり、ファイナンシャルプランナーの資格を取得。現在は、初心者の方が見て分かりやすい記事を作成する事でお金の知識を発信することに注力している。
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