スペインの人気プロサッカークラブ「レアル・マドリード」が、フランスのNFTブロックチェーンゲーム「Sorare」に参加することがわかった。

SorareはNFT形式のデジタルカードを収集してチームを構成し、他のプレイヤーと対戦するファンタジーフットボールーゲームだ。

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(画像=月刊暗号資産)

Sorareは、プレイヤー自身が選んだ選手で構成されるオリジナルチームを作り、トーナメントに出場して、他のプレイヤーと自分のチームのスコアを競い合うように制作されている。スコアで上位にランクインすると報酬として選手のカードを獲得できるようになっている。

またNFTのカードのステータスには現実世界の選手のパフォーマンスを反映する仕組みが採用されている。

現在、Sorareは世界中のサッカークラブとのライセンス契約を通じて各チームに所属している選手の「NFTカード」を発行している。

他にも、ユベントス、アトレティコ・デ・マドリード、オリンピコ・デ・マルセイユなど100チーム以上のクラブが参加している。日本のJリーグも8月にSorareと提携した。

これにより、ユーザーは自分の好きなJリーグ選手のカードを使って欧州1500万人以上のプレイヤーとゲームを楽しむことが可能となった。

Sorareはブロックチェーン技術をスポーツゲームに応用すること使命に、2019年3月に設立された。わずか12ヶ月間で50ヶ国を対象に120万ドル以上のデジタルカードを販売した。

NFTのカードはイーサリアムベースのブロックチェーン技術を利用することで、カードの所有者は自由に自分が保有するカードを売買、譲渡することができる。

NFTマーケットプレイス市場追跡企業「nonfungible.com」の調査によると、Sorareは世界で最も人気のあるブロックチェーンゲームの1つであり、サッカーファンやゲーマーの間で高い知名度を誇っている。

月次のカードのユーザー間取引のボリュームは2019年12月から2020年6月の半年で3万ドルから55万ドルと、約20倍にまで増え、その後も増え続けている。(提供:月刊暗号資産