シンガポールを拠点にブロックチェーンエンターテイメント事業を展開するDigital Entertainment Asset(DEA)は14日、同社が運営するカードバトルゲーム「JobTribes」のサービスを2021年1月29日より開始することを発表した。

「JobTribes」は職業をテーマにしたトレーディングカードバトルゲームで、様々な職業が擬人化された個性豊かなキャラクターが登場することが特徴だ。

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(画像=月刊暗号資産)

プレスリリースによると、ゲーム内で獲得したポイントはしかるべき行程を経ると暗号資産「DEAPcoin(DEP)」に交換が可能だという。

DEPは DEA社が発行する独自ユーティリティトークンで、ゲームとデジタルアセット取引が連動する経済圏「PlayMining」で流通するもの。

なお、DEPは現在日本居住者向けに販売しておらず、国内で取引を行うことが可能な取引所も存在しない。

DEPはDEA社が提供するマーケットプレイス「Digital Art Auction」で、「Digital Art」を購入するために使用できるという。

Digital Art Auctionは日本を始めとする世界中の人気クリエイターのDigital Artを販売するサービス。Digital Artは、ブロックチェーンにより唯一性と希少性を担保された非代替性トークン(NFT)として機能し、PlayMining上のコンテンツでアイテムとして使用可能だという。

また、Digital Artは今回発表されたJobTribes内でバトルの勝敗に大きく影響を与える強力なバトルカードとして使用することもできるとしている。

JobTribesの他にも、設定されているターン数以内に同じ色のブロックをタップして消し、「DEAPcoinのシンボルマーク」を一番下の列まで落とせばクリアとなる「PlayMining Puzzle×JobTribes」などのゲームも展開されている。

DEA社はプレスリリースで、JobTribesのリリースを記念したキャンペーンの実施を併せて発表したとともに、「DEA社は今後も世界中のユーザーに様々なコンテンツを通して楽しさと驚きを提供してまいります」と抱負を述べた。

DEA社は2018年8月に設立された企業。ブロックチェーンを活用したエンターテインメントプラットフォームであるPlayMiningを立ち上げ、「楽しむことが収入に変わる」世界の実現を目指している。

現在、PlayMiningの登録者は20万人を突破しており、多くのユーザーを有する大規模プラットフォームとなっている。(提供:月刊暗号資産