ブロックチェーン技術企業フィナンシェは、サッカーJリーグ・湘南ベルマーレとの提携を明らかにした。21日、フィナンシェがリリースで発表した。
今後、ベルマーレのサッカークラブトークンの発行と、「サポーターとつくるスペシャルデープロジェクト」を主な企画とした、クラブトークン発行型ファンディングを開始するという。
なお、湘南ベルマーレがサポーターから得たクラブトークンの売上は、湘南ベルマーレのチーム運営費用や、スペシャルデー開催費用に利用される。
フィナンシェによると、今回発行されるトークンはブロックチェーンで発行・管理され、ポイントのように数量を持つもので、サポーター(購入者)による売買が可能だという。したがって、トークン保有者が増えた場合にはトークンの価値が上がる可能性も考えられる。
また、トークン保有者にはクラブ発の投票企画への参加権や限定イベント・限定グッズへの応募がでるなどのメリットもあるようだ。
トークンの所有履歴はブロックチェーンに記録されるため、サポーターにとっては、初期から応援している証にもなり、継続的に応援するモチベーションに繋がる新しい応援の形になるとも説明している。
フィナンシェは、リリースにおいて「2020年は新型コロナウィルスが猛威を振るい、2021年の新しい年を迎えた今もなお続いています。2021年湘南ベルマーレとサポーターの皆さんがより一丸となり困難を乗り越えてゆくため、新しい取り組みとして、国内プロサッカークラブとして初めて、湘南ベルマーレクラブトークンを発行・販売いたします」と、トークン発行の目的を述べた。
湘南ベルマーレは「これからの湘南ベルマーレを盛り上げるため、是非共に特別な体験をつくり上げていきましょう!」とサポーターに向けて発言した。
【トークン発行実施日時】 2021年1月21日(木)15:00より、初回トークン販売開始
またスペシャルデーは、トークン販売終了後、そしてリーグ開幕後、平日のホームゲーム(日程は2021年春を予定)にて開催を予定している。
スペシャルデーのサービスの詳細は随時追加されるが、パートナー企業の社名を冠した試合を行い、スタジアム内外にて様々なサポーターとの交流、ホスピタリティを湘南ベルマーレと実施する方針だ。
なお、トークン発行型のクラウドファンディングの実施期間は以下の通りだ。
ファンディング実施ページ URL:https://financie.jp/users/Shonan_Bellmare/cards
ファンディング実施期間:2021年1月21日(木)15:00~2021年2月20日(水)23:59(提供:月刊暗号資産)