新型コロナウイルスの発生から1年が過ぎ、いまだに世界中の人々が自宅内で過ごす生活を強いられています。長引く巣ごもり生活に癒しを求めて、ペットブームが到来しています。そこに目を付けた投資家は、ペット関連株に投資をしているようです。
コロナでニーズが高まるペット市場
新型コロナウイルスが国内で拡大した2020年4月以降、ペットを飼い始めた方、またはペットの購入を検討している方が増えています。
これを受けて、ペットショップが子犬・子猫を仕入れる競り市では落札価格が高騰している現状があります。リモートワークの増加や外出自粛によって、以前よりも自宅にいる時間が増えたことで、ペットの面倒を見る時間が取れるようになったこともその要因と考えられています。
またペット関連商品の売上高も伸びており、ペット向けのICTサービス「ペットテック」市場も活況を呈しているようです。
飼育されるペットが増えれば、大切なペットの健康を守るペットのヘルスケア関連、ペット用の保険、動物病院のニーズも徐々に高まっていくでしょう。ペット関連株は、長期的に見ても優良な投資先といえます。
投資初心者はテーマ投資で楽々
これからペット関連株に投資したい初心者は、テーマ投資から始めてみましょう。テーマ投資とは、多数あるテーマの中から好みのテーマを選び、小額から投資を行える投資信託のことです。
ペットをテーマに選択して投資を行うと、ペットフード、ペット用ヘルスケア商品を販売する企業、ペット用のウェアやキャリーバッグなどの雑貨を販売する企業などにまとめて投資を行えます。
1社のみの株式を100株単位で購入する一般的な株式投資よりも、複数の企業に小額ずつ投資を行うテーマ投資のほうが比較的リスクが低く、投資する企業を自分で選ぶ必要がないため初心者でも取り組みやすい投資方法です。
ペットフード株は堅調
自分で投資する企業を選びたい方は、ペットフードを販売している企業やペットテック企業に要注目です。ペットフードを販売するはごろもフーズや日清製粉の株は堅調に推移しています。
また、ペット用のトイレシートに使用される素材メーカーや、動物向け医薬品の販売メーカーなどもチェックしてみましょう。
ペット関連株は長期投資にも向いている
ペットが増えているということは、ペットを支える日用品や医療品のニーズが短期間で低下することはないはずです。長期間投資できる株を探しているのなら、ペット関連企業に投資してみてはいかがでしょうか。(提供:YANUSY)
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