米テスラ社のCEOであるElon Musk(イーロン・マスク)氏は11日、息子に暗号資産(仮想通貨)ドージコイン(DOGE)を買い与えていたことを自身のTwitterで明らかにした。この投稿により、ドージコインの価格は数十分で10%以上急騰した。

ドージコイン
(画像=Shutterstock)

Musk氏の息子は昨年5月にカナダ人歌手の女性との間に生まれ、現在生後9ヶ月の乳幼児だ。同氏は、息子に「X Æ A-Xii Musk(エックスアッシュ・エートゥエルブ・マスク)」と名付けて話題になった。

「X Æ A-12 Musk」の名前は「未知の変数意味するX」やラテン語で「愛」を意味する「Æ」、マスク氏らが大好きな航空機「A-1」などの意味が含まれているという。

先月から、世界一の大富豪と言われるMusk氏の動向が暗号資産価格に影響を及ぼすことから「イーロン・マスク砲」と呼ばれ、市場から大きな注目を浴びている。

まず先月29日にビットコインが約1時間で約5000ドル(約52万5,000円)近く暴騰した。これはTwitterのプロフィールに「#bitcoiin」と表記したことが投資家の買いにつながったと言われている。

さらに同日、Musk氏はドージコインを象徴するキャラである柴犬の画像を投稿したところ、思惑買いが殺到。ドージコインの価格は約800%急騰し、時価総額も一時7位まで上昇した。

しかし後になって同氏は、ビットコイン以外の暗号資産には特別な感情はないと語り、「ドージコインについてはあくまで冗談だった」と説明した。

そして今度は今月9日、Musk氏がCEOを務めるテスラ社がビットコインを15億ドル(約1,580億円)分購入したことが明らかになると、暗号資産市場はすぐに反応してビットコイン価格は史上最高値を更新。さらに続伸して日本国内のレジスタンスラインであった500万円を突破した。

今回、Musk氏はビットコインではなく、冗談と言っていたドージコインを息子に買い与えた理由や購入額を明らかにしていない。同氏のTwitter上では「息子のためにドージコイン購入した。彼は、トドラーホルダー(乳幼児の長期保有者)となることになった」とだけ書き込まれている。(提供:月刊暗号資産