株式会社1SEC(以下、1SEC)は20日、同社が立ち上げたデジタルファッションレーベル「1Block」において、日本初のバーチャルスニーカー(NFT)を発売することをプレスリリースで発表した。
1SECのプレスリリースによるとバーチャルスニーカー「AIR SMOKE 1™」は、「誰もが見たことのある象徴的なシルエットにインスパイアをされた、コレクタブルバーチャルスニーカーです。ダイバーシティな価値の象徴であるレインボーの配色、ソールから湧き出る非現実的なスモーク、流れるようなテクスチャと高揚感は、かつてのヒッピームーブメントから着想を得ています」と説明されている。
また、今回のスニーカーを筆頭としたバーチャルファッションについて、ユーザーはコレクションアイテム目的だけでなく、ゲームやVR空間などマルチベースでの活用など市場規模は拡大していくと1将来を見据えているということも付け加えた。
1SECは米国に拠点を持つバーチャルテクノロジーを中心としたIP(知的財産/Intellectual Property)開発やバーチャルコンテンツのプロデュース、エンターテインメントにおけるDXプロデュースを行う企業だ。日本支社は2019年に設立された。同社の1Blockは、日本初の3DCGを軸にしたデジタルファッションレーベルでは、3DCGやブロックチェーンなどの最新テクノロジーを用いたデジタルファッション、デジタルコンテンツ開発の統合プロデュースを行っていく方針だという
今回、1Blockレーベルで発売される「AIR SMOKE 1™」は4月22日から28日まで、世界最大級のNFTマーケットプレイスである「Rarible」と「OpenSea」で販売される。
バーチャルスニーカー市場は北米を中心に盛り上がりを見せている。3月にはバーチャルスニーカーブランド、RTFKTがスニーカー600足をオークションで発売した。RTFKTのスニーカーはオークション開始から約7分間で310万ドル以上(約3億3,000万円)の売上を達成し話題になった。
なお今回、1Blockの「AIR SMOKE 1™」は、上述のRaribleとOpenSeaで、それぞれ1足ずつNFTとして発売される。1足の価格は、5ETH(約130万円)となっている。(提供:月刊暗号資産)