ローソク足とは何か?
ローソク足とは、一定期間の「始値(はじめね)」「高値(たかね)」「安値(やすね)」「終値(おわりね)」の4つの価格を表すチャートのことだ。この4つの価格を「四本値(よんほんね)」という。
始値よりも終値が高いローソク足を「陽線(ようせん)」、安いローソク足を「陰線(いんせん)」、始値と終値の間の部分を「実体(じったい)」、実体からはみ出した部分を「ヒゲ」または「影」という。
ローソク足は、どの期間で区切るかによって、「日足(ひあし)」「週足」「月足」「年足」「1分足」「5分足」「15分足」「1時間足」などがある。
1本のローソク足が一定期間の4本値を示しており、日足であれば1本のローソク足が1日の値動きを表す。
ローソク足はどのような時に役に立つ?
ローソク足は、一目で値動きを把握できるほか、その形状から値動きの方向性(トレンド)やその強さを知る手がかりになる。
<主なローソク足の形状と読み取れる内容>
名称 | 形状 | 読み取れる内容 |
小陽線 |
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買いがやや強い |
小陰線 |
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売りがやや強い |
大陽線 |
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非常に強い買い |
大陰線 |
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非常に強い売り |
上影陽線 |
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売りが強い 高値圏では下落に 転じる可能性がある |
上影陰線 |
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売りが強い 高値圏では下落に 転じる可能性がある |
下影陽線 |
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買いが強い 安値圏では上昇に 転じる可能性がある |
下影陰線 |
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買いが強い 安値圏では上昇に 転じる可能性がある |
寄引同事 (同時)線 <十字線> |
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売りと買いが拮抗している |
陽線は買いが優勢、陰線は売りが優勢であることを示し、実体が大きいほどその方向の勢いが強いと考えられる。また長いヒゲ(影)は抵抗の強さを示しており、高値圏や安値圏ではトレンドが転換する可能性がある。
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