逆張りとは何か?

逆張り(ギャクバリ)
(画像=筆者作成)

逆張りとは投資手法の一つで、相場の流れに逆らって取引をすることだ。つまり、上昇しているときに売り、下降しているときに買う手法である。逆張りの対義語は順張りで、相場のトレンドに沿って取引する手法だ。

逆張りは、相場の反転を予想して行うものだ。予想どおり反転し、その勢いが強いと短期間で大きなリターンを得られる。ただし、予想に反してトレンドが続く可能性もあるため、潮目を察知できるかどうかが成否のカギを握る。

複数のテクニカル指標などを見ながら、上昇トレンドから下降トレンドへの転換、またはその逆のトレードチャンスを狙う手法といえる。

逆張り・順張りは柔軟な使い分けが大切

「私はレンジ相場でのみ取引をするから逆張りだけ」「私はトレンドフォローが好きだから順張りだけ」といったように、自分の投資手法を限定する人もいる。

しかし順張り・逆張りはどちらが正しいということではなく、常に一方だけを選ぶ必要はない。

トレーダーによっては、「短期で見ると逆張りを狙えるが、長期で見るとトレンドが継続しそうなので順張りを選択する」という人もいる。順張り・逆張りは、相場の状況に応じて柔軟に使い分けるべきだ。

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