ブロックチェーン技術を用いたNFTゲーム及びNFT販売、開発を行うdoublejump.tokyo株式会社は、有名書道家 武田双雲氏のNFT×書のプロジェクトである「Crypto双雲」のオークションのサポートを明らかにした。26日、doublejump.tokyoがプレスリリースで発表した。

毛筆
(画像=月刊暗号資産)

武田双雲氏は1975年生まれの熊本県出身。3歳より書道家である母・武田双葉氏に師事し、書の道を歩む。東京理科大学理工学部卒業後、NTTに入社。約3年間の勤務を経て書道家として独立。現在は書道家の枠にとらわれず音楽家、彫刻家など様々なアーティストとのコラボレーション、斬新な個展など、独自の創作活動で注目を集める人物として知られている。

今回発表された「Crypto双雲」プロジェクト第1弾は、クリプト民(ブロックチェーン、暗号資産等にリテラシーの高い人々)におくる言葉を武田双雲氏が「書」で表現。自身初のNFT作品を6月2日よりオークション販売するという。

また、「Crypto双雲」をサポートするdouble jump.tokyoは2018年に設立。主にブロックチェーン技術を用いたゲーム及びアセットの開発・運営・販売を行なっている。今年3月、スクウェア・エニックスとブロックチェーン技術を活用したコンテンツ開発での協業を発表して話題を集めたスタートアップだ。

リリースによると「Crypto双雲」とは、「書道家武田双雲、クリプト世界にダイブ! ブロックチェーン、NFT、暗号資産、メタバース…こうした最先端デジタル技術と、書道家武田双雲氏のコラボレーションにより、『書』の表現・可能性を既成概念にとらわれずに切り開いていく試み」と発表されている。

上述の武田双雲氏のNFTは、イングリッシュオークション(競り上げ式オークション)で販売される。

出品される武田双雲氏の書いたNFTは、『SCAM退散』『GOX平癒』の2つの言葉が書かれている。

オークション開催時期は2021年6月2日(水) 15:00(日本時間)から2021年6月4日(金) 23:00(日本時間)。

開始予定価格は共に1ETHからとなっている。(提供:月刊暗号資産