NFTマーケットプレイス「Buynet(バイネット)」を展開するサンシェアは23日、有名人と身近に繋がることを可能にする新サービス「THE MENU(ザ メニュー)」を開始することを発表した。
サンシェアによると、THE MENUは料理好きのアーティストと共にメニューの企画開発から販売開始に至るまでのプロジェクトをNFTによって権利化した商品。権利者には、メニュー開発とは別に商品化されたメニューに関する売上の一部がイーサリアムで毎月支払われるという。
サンシェアは、この取り組みによってアーティスト側も資金調達が実現するだけでなく、その権利がオーナーチェンジされる度に名義書き換え手数料が支払われるため、双方にメリットが高い仕組みになっていると説明した。
なお今回、THE MENUの第一弾として、現在モデル・女優として活躍する元AKB48(1期生)の大江 翔萌美(おおえ ともみ)さんの共同開発&売上インカム権を販売するという。
販売価格は1ETHで、メニュー開発期間は約1ヶ月、メニュー試作時間は約6時間を想定しているようだ。メニューは大江さんが得意とするメニューから選定するという。
大江さんは今回のNFT販売に際し、「今回、このようお話をいただけたことが大変嬉しく、ぜひ私たちが考えたお料理が世界中で販売されるように、美味しいメニューを作っていきたいと思っています。皆様のご参加を心からお待ちしております」とコメントしている。
Buynetは先日BETA版サービスの開始を発表したばかりだ。販売の第一弾として、フェラーリ・458スパイダーのNFTデジタル会員権を販売し、話題となった。
このNFTデジタル会員権を保有するユーザーは、毎月30kmの利用権利を取得し、半永久的にフェラーリに乗車することができる。また権利取得後、月会費および年会費などはかからず、毎月の維持費5,000円以外に使用料金等は発生しない。
なお、利用権利を超える距離を走行した際などには別途料金が発生する。(提供:月刊暗号資産)