株式会社ウェイサスが提供する暗号資産(仮想通貨)Filecoin(ファイルコイン:FIL)のマイニングサービス「IPFS infinite JAPAN」の期間限定プランが、予定通り6月30日をもって終了する。

IPFS
(画像=月刊暗号資産)

この限定プランは、IPFS infinite JAPANのマイニングプールが日本最大(同社発表)の規模になったことを記念し、特別キャンペーンとして始まったもの。

従来のプランであれば、機械代に加えマイニングに必要な手数料にあたるGas代を含めた料金になる。しかし今回の期間限定プランでは、このGas代をウェイサス社が全て負担するため、従来よりも非常に安い価格で購入することができる。

そのため、マイニングで得る1FILあたりの取得単価を抑えることにもつながる。

ウェイサス社の収益シュミレーションによると、1TiBあたりに採掘されるFILの想定枚数は40.32枚(0.06FIL/日)だ。この想定枚数をもとに、従来プランで最も価格帯の低いブロンズプランにおける1FILあたりの取得単価を計算すると、約4,910円で取得することになる。

一方で、今回の限定プランの条件では約3,670円で1FILを取得する計算になるため、従来プランよりもさらに価格を抑えてファイルコインを取得することが可能だ。

現在は暗号資産市場全体が価格を落としている状況で、ファイルコインもその例外ではない。しかし今年4月には一時2万円を超え、時価総額順位においても10位以内に位置したことなどを踏まえると、注目を集める暗号資産の1つであることは間違いない。

今後の可能性を考慮し、参画を検討しているユーザーは早めに判断した方がいいだろう。(提供:月刊暗号資産