株式会社gumiは、ブロックチェーン関連企業doublejump.tokyo株式会社(以下、doublejump)と共同で、gumiグループ初となるNFTコンテンツの販売を開始すると発表した。
発表によると、NFT販売の第一弾として、gumi子会社の株式会社エイリム(以下、エイリム)が手掛けるモバイルオンラインゲーム「ブレイブフロンティア(以下ブレフロ)」に登場するキャラクターのドット絵アート「The Brave Dotz」を販売。NFTマーケットプレイス「OpenSea」において、13日の20時からオークション形式で販売される。
エイリムが開発したブレフロは、「最も多い操作可能なピクセルアートキャラクターを持つモバイルオンラインゲーム」だという。日本に加え、海外でも人気が高く、世界で計3800万DLを記録するほどの人気を誇る。
gumiは、「Wow the World! すべての人々に感動を」をミッションに掲げ、モバイルオンラインゲーム事業を中心に活動の幅を広げている。
またグループ会社のエイリムは、gumiのグループ会社として2013年に設立。企業理念として「ゲームは愛だ!」を掲げ、第1作目「ブレイブフロンティア」を2013年7月にリリースした。また、スクエア・エニックスのモバイルゲーム「FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS」の開発も担当し、世界中でゲームコンテンツの配信を行っている。
一方、doublejumpは、ブロックチェーンゲーム専業の開発会社として2018年4月に設立。人気ブロックチェーンゲーム「My Crypto Heroes」などの開発を行っているだけでなく、NFT事業支援サービス「NFTPLUS」、複数人で秘密鍵管理できるビジネス向けNFT管理SaaS「N Suite」の提供・開発を行っている。
今回、gumiとdoublejumpが共同で販売するNFTは、ブレフロに登場するThe Brave Dotzキャラクターのドット絵で構成されるアートだ。モチーフには、ブレフロシリーズを代表するキャラクター ”六英雄” を採用している。
例えば、炎属性の六英雄ヴァルガスをモチーフにしたアート、水属性の六英雄セレナをモチーフにしたアート、樹属性の六英雄ランセルをモチーフにしたアートなど計6点がオークションに出品される。
アートイメージは、以下のようなものになっている。
炎属性の六英雄ヴァルガスをモチーフにしたアート
今回gumiは、doublejumpと協業でNFTを販売することについて「gumiが有する国内外IPホルダーとのネットワークおよびコンテンツ企画力と、黎明期からNFT事業に参入し、売上高で世界第1位と第2位を記録したブロックチェーンゲームを保有するdoublejump.tokyoが協力してNFTマーケットや技術に関する知見を掛け合わせることで、NFTマーケットにおいて魅力の高い商品を企画・販売してまいります」と抱負を述べた。
なお、オークションは16日、23時まで開催される。(提供:月刊暗号資産)