国内暗号資産(仮想通貨)取引所ディーカレットは、新たなにオントロジー(ONT)を7月中に取扱い開始予定であることを明らかにした。13日、プレスリリースで発表し

ディーカレット
(画像=月刊暗号資産)

オントロジーは現在、国内の暗号資産取引所で上場されておらず、ディーカレットが初めての取扱いとなる予定だ。

今後、ディーカレットは7月中に現物取引(取引所)にてユーザーへのオントロジー取引サービスの提供を開始し、オントロジー取扱い開始を記念して、キャンペーンの開催も予定している。

オントロジーは、アイデンティティとデータの分散管理に特化した高性能なオープンソースのブロックチェーンで、企業のニーズに合わせたエンタープライズ・ブロックチェーンを設計できる柔軟性を持っている。

すでに独自動車メーカーのダイムラー社をはじめ様々な企業とパートナーシップを締結しており、分散型データ管理の分野での幅広い利用が期待されている。同銘柄の総供給量は10億ONTで、そのうちの約80%が市場に流通している。

ディーカレットの発表によると、オントロジーの取り扱いに関して以下のことが発表された。

  • 取扱いペア:ONT/JPY
  • 取扱い開始日時:2021年7月中
  • 対象サービス:現物取引(取引所) 購入・売却

なお、取扱い開始日程やキャンペーン実施時期が確定した際には、改めて告知するという。

またONT保有者が報酬として付与されるONGを受け取るステーキング機能はサービスの提供外であることをディーカレットは発表した。

記事執筆時点で、1ONTの価格は約76円台を推移している(CoinMarketCap)。(提供:月刊暗号資産