ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)は、創業者ルイの生誕200年を記念したプロジェクト「LOUIS 200」の一環として、ゲームアプリ「LOUIS THE GAME」を、ルイの誕生日である今月4日にローンチすることを発表した。

ルイヴィトン
(画像=月刊暗号資産)

ルイ・ヴィトン氏が誕生したのは1821年8月4日のこと。「LOUIS 200」では、起業家でありデザイナー、イノベーターでもあったルイ・ヴィトンの人生や、同氏が後世に遺したものが、様々な媒体や世界中のクリエイターとのコラボレーションを通して表現される。

今回のゲームアプリも、その「LOUIS 200」のプロジェクトとして発表された。

ゲーム内では、同社の有名マスコットとして愛される「ヴィヴィエンヌ」が主人公となって冒険が繰り広げられる。

プレイヤーがゲーム内で200個あるキャンドルを1個集めるごとにポストカードが現れ、ヴィトン家の歴史、技術面におけるトリビア、アーティスティックな取組み、ファッションショーのハイライトなど、様々な秘話やトリビアを知ることが可能だ。また、ゲーム内では主人公の衣装などを着せ替えすることができるほか、ファッションブランドならではの工夫も施されている。

そして、ゲームの目玉として、最新のブロックチェーン技術を採用したこのゲームには、NFT(非代替性トークン)アートが30作品含まれている。そのうち10作品は、デジタルアート界の人気アーティスト・BEEPLE氏によって制作された。

米国人アーティストBEEPLE氏による、今年3月に発表したNFT作品は、史上最高額の6930万ドル(約75億円)で落札されたことで話題となった。これを受け、BEEPLE氏は存命する高額アーティストのトップ3に入るほどの著名NFTアーティストになった。

なお、今回発表されたゲームは、今月4日からApp StoreまたはGoogle Playからダウンロード可能だ。(提供:月刊暗号資産