2021年8月6日11時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

先週パウエルFRB議長が「米国経済はテーパリングへと進展したがその時期はまだ先」とコメント。そして世界的にデルタ株の影響が拡大したことで、今週前半の米10年債利回りは続落。加えて一昨日4日(水)のNY市場では7月のADP全米雇用報告が33.0万人とコンセンサスを大きく下回ったことから米10年債利回りの下落が加速し、1.1258%まで急落。これは7月20日の安値である1.1260%とほぼ同値。連動して米ドル/円は一時108.72円まで急落。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円の急落後、7月のISM非製造業景況指数が好結果となったこと。加えて、クラリダFRB副議長が「利上げのためのFRBの条件は2022年末までに満たされる可能性がある」とコメントしたこともあり、米10年債利回りは急反発。一気に1.2136%まで反発し、米ドル/円もあっと言う間に109円台後半まで急騰。昨日5日(木)のNY市場でも米10年債利回りは続伸し、1.23%へとじり高に。呼応して本日6日(金)午前11時過ぎ時点での米ドル/円は109.87円レベルで推移。現在の米ドル/円のドライバーである米10年債利回りが1.1260%レベルでダブルボトムを形成したため、米ドル/円も上昇トレンドに回帰。ターゲットは112円で米ドル/円の押し目買いで臨みたい。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。