ブロックチェーンを用いたNFTやクラウドファンディング事業を行うフィナンシェは10日、モバイルオンラインゲーム事業を手がけるgumiの創業者である國光宏尚氏が代表取締役CEOに就任したと発表した。

創業者
(画像=月刊暗号資産)

國光氏はこれまで、フィナンシェの共同創業者として同社の事業展開をサポートしていた。なお同氏の就任に伴い、これまで代表を務めていた田中隆一氏は最高執行責任者(COO)として、今後クラウドファンディング事業「FiNANCIE」のスポーツトークンを中心とした事業執行を担うとしている。

國光氏は就任に際し、「2019年3月のローンチから、多くの方の協力もあり『フィナンシェ』は大きく成長をしてきました。現在、スポーツクラブを中心に100以上のトークン (FT&NFT) 発行をサポートするところまできました」とコメント。

また、「ブロックチェーン×クリエイターエコノミーは間違いなく『Next Big Thing!』心強い仲間や株主・アドバイザーの皆さんと共に、”10億人の挑戦を応援するクリエイターエコノミーの実現”に向けて全力で挑戦し続けたいと思います。 FT&NFT is Now!」と抱負を語った。

フィナンシェはこれまで、FiNANCIEを通じて国内サッカークラブや野球チームなどのトークン発行や販売、企画・運用などを行ってきた。FiNANCIEを利用する主なスポーツチームとしては、サッカーJリーグの湘南ベルマーレやアビスパ福岡などが挙げられる。

また株主およびサポーターとして、サッカー元日本代表の本田圭佑選手や、現日本代表の長友佑都選手など、今もなお活躍するトップ選手が参画している。

フィナンシェはプレスリリースで、このミッションの実現に向け、國光氏を中心にブロックチェーン・クラウドファンディングを中心としたグローバルな事業展開を牽引・発信していくと説明し、今後、日本と併せてシンガポール拠点での活動強化もしていくと述べた。(提供:月刊暗号資産