日経平均 27,281.17 円 ▼ 304.74 円
≪東証一部≫
売買高 10億7,624万株
売買代金 2兆3841億0000万円
値上り銘柄数 331 銘柄
値下り銘柄数 1,798 銘柄
騰落レシオ(25日) 82.10 %
為替 1ドル=110.18 円
☆ 市況概況 ☆
米国株安に連れ安、いったん下げ渋るも最後は売られて安値圏での引け
米国株が引き続き軟調となったこともあり売り先行となった。ただ、寄り付きの売りが一巡となったあとは買戻しもあって戻りを試す動きになった。節目とみられる27,500円をしっかりと回復するかと思ったが、27,500円まで戻すと売られ、結局は行って来いで安値圏での引けとなった。
昼の時間帯はいったん買われる場面もあったが、特に方向感に乏しく、後場に入るといつものことではあるのだが、全く方向感の見えない展開となった。指数は狭い範囲での保ち合いが続き、特に売り急ぐこともなかったが、相変わらず買い気の乏しい展開だった。最後は手仕舞い売りを急ぐような展開になり、大きく下落して安値圏での引けとなった。
小型銘柄は売り一巡となったものも見られまちまちだった。東証マザーズ指数は小幅高、二部株指数や日経ジャスダック平均は軟調だった。先物はまとまった売り買いも少なく、相変わらず指数を牽引するようなこともなく、指数を動かす場面もほとんど見られなかった。
米国株安の割にはしっかりとした相場と言えそうだ。株式市場から資金が逃避しているということでもないのだが、動かないから動かないという感じで積極的な売り買いが見られないということだ。下値を試すような動きもみられるが、まだまだ方向感に乏しい冴えない展開が続くのだろう。少なくとも上値の重い展開が続きそうだ。
☆ テクニカル分析 ☆
日経平均
下値を試す動きになった。戻っては売られということになりそうだ。
☆ あれやこれやと一言 ☆
27,500円を再度割り込んだが売り急ぐという雰囲気でもなく、指数は下げ渋りとなっている。買われすぎということで既に大きく修正されて安くなっているものもみられるので、指数自体は底堅さがみられるということだ。
ここからさらに下値を試すことになると売りが売りを呼ぶ展開になるのだろうし、株式市場から資金が逃避するということなのだろう。今の段階ではまだ株式市場から資金が逃避するということでもないので指数も底堅さがみられる。
買われすぎ銘柄の修正安が再度見られるなかで割安銘柄まで売られるということになると株式市場そのものから資金が逃避するということになるのだろうが、資金の行き場がないので、株式市場のなかで行ったり来たりということなのだろう。
さらに既に塩漬けとなっている銘柄も多く、戻るか大きく下げるということでもないと資金が動かず、売るに売れず、買うに買えずという状況なのだろう。大きく下げるか大きく上げることが上昇につながるのだろうが、それまではもたもたした相場が続くということだろう。
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清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!
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