Crypto.comは、イタリアのプロサッカーリーグ・セリエAを運営するLega Serie Aとのパートナーシップ契約の締結を発表した。19日、Crypto.comがリリースで明らかにした。

セリエAは、言わずと知れた世界最高峰のプロサッカーリーグだ。このリーグを運営するのがLega Serie Aとなる。

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(画像=月刊暗号資産)

Crypto.comは、暗号資産(仮想通貨)・ブロックチェーン関連事業を世界90ヶ国以上で展開し、ユーザー数は1,000万人を超える巨大企業だ。

今回、Lega Serie AとCrypto.comの提携で、両社はイノベーション&テクノロジー部門を新設。まずは試合中のVAR(ビデオ判定)の部分でCrypto.comの持つ技術を採用し、今後、提携を行っていく中で暗号資産やブロックチェーン技術の活用にも取り組んでいく見込みだ。また、スポンサーでもあるCrypto.comは、プレゼンターとしてセリエAの月間最優秀ゴールの表彰も行うという。

今回の新しいパートナーシップ契約では、セリエAのNFTコレクションも開発・販売する予定だ。

両社のパートナーシップ締結のきっかけは、Crypto.comが今年5月に行われたセリエAの試合のスポンサーになったことから始まった。その際に、アタランタとユヴェントスが戦った試合に関連したNFTコレクションを作成したことで話題になった。

今後、正式に提携が決まったことで、Crypto.comからセリエAの人気選手や試合中のスーパープレイのNFTが数々登場するものとみられている。

Lega Serie AのCEOであるLuigi De Siervo氏は、パートナーシップ締結に際し「Crypto.comが、イタリアサッカーの全てのファンのために、魅力的な技術やコンテンツを提供してくれることを期待しています」と語った。

一方、Crypto.comの共同設立者兼CEOのKris Marszalek氏は、「テクノロジーとイノベーションを核としたファン体験の向上のために、セリエAとのパートナーシップを深めることができ、非常に光栄です」と述べ、セリエAの発展に協力することを表明した。(提供:月刊暗号資産