SBIホールディングスは1日、傘下の暗号資産(仮想通貨)取引所SBI VCトレード株式会社およびTaoTao株式会社について、2021年12月1日を効力発生日として合併することを取締役会において決議したと発表した。なお、各社の取引サービスは合併後も継続するという。

SBI VCトレードとTaoTaoが合併へ 業務効率化や収益力強化を推進
(画像=Shutterstock)

今後、サービス内容の変更、統合がある場合には改めて通知があり、それまでは現在口座を持つ会社が提供する取引サービスを継続して利用することが可能としている。

SBIは両社の合併に至った理由について、「成長著しい暗号資産分野におけるグループ内経営資源を集中させることで、当該事業をより効率的に運営できる管理体制や、財務基盤の強化を図るとともに、暗号資産現物・OTCデリバティブを併せ持ったフルラインナップサービスを効果的に提供可能な体制の構築を進めるべく、合併を行うことを決定いたしました」と説明している。

また、合併を通じ、業務効率化や収益力強化を推し進め、両社がこれまで培ってきた知見やノウハウを最大限活用することで、顧客利便性の一層の向上および新たなサービスの創出に努めていくと意気込みを語った。

今回合併するSBI VCトレードは、SBIグループにおける暗号資産交換業者として、暗号資産の販売所サービスや取引所サービスなどを提供している。また2020年11月からは貸暗号資産サービスの提供を開始するなど、積極的なサービス拡大を見せている。

今年7月には、同じくSBI傘下で国際送金サービス事業を手掛けるSBIレミットおよび米リップル社と提携し、国内初の暗号資産XRPを用いた国際送金サービスを開始した。

一方、TaoTaoは2020年10月にSBIグループ企業となった。2019年5月から暗号資産取引所サービスの提供を開始し、以前はZホールディングス傘下のZコーポレーションが運営していた。

現在は暗号資産交換業者ならびに第一種金融商品取引業者として、暗号資産の販売所サービスや暗号資産レバレッジ取引サービスなどを提供している。(提供:月刊暗号資産