9月は1ヵ月の間の気温の変動が大きく、真夏のような日もあれば、朝夕の寒暖差の激しい日もあり、服装選びが難しいと感じる時期です。また、暑いからと言って真夏と同じファッションでは、しっくりこないと感じ始める季節でもあります。そんなファッションに悩む9月におすすめのアイテムを紹介します。

9月上旬のファッションでは秋を意識

服装に困る晩夏のお役立ちファッションアイテム
(画像=Anton/stock.adobe.com)

2020年の9月上旬の東京は、最高気温が約35.1℃、最低気温が27.4℃でした。気候は真夏と変わりがありません。しかし、街のショーウインドゥや百貨店のディスプレーは、秋一色です。ラグジュアリーブランドは、秋どころか冬のファッションに切り替わっている所すらあります。体感的には夏の涼しい衣類に袖を通したいところですが、ファッションにも程よい季節感を取り入れるとおしゃれな印象になります。

ほどよい季節感にするには、洋服の色味から秋を意識すると効果的です。例えば夏に活躍した半袖の白Tシャツを、黒やカーキ、ベージュや茶色などシックな色に変えるだけで、涼しさをキープしながら秋寄りの印象へと変わります。

夏の終わりの洋服の買い足しの時には、晩夏や初秋に向けに、色を気にして選ぶといいでしょう。また、小物から秋らしさを取り入れるのも効果的です。サンダルやキャップをスエード素材にしたり、ニット帽をかぶったりするだけで、初秋の雰囲気を出せるでしょう。

中旬は最低気温に少し変化が現れる時期

最高気温が約33.4℃、最低気温が23.7℃です。日中は、まだ暑さが続きますが、最低気温が徐々に下がってくる頃です。急な気温の変化に体調を崩さないように服装にも気をつけましょう。そんな9月中旬は、Tシャツを薄手の半袖ニットにシフトするだけで秋の雰囲気になります。例えば、ハイゲージのメリノウールのTシャツなら湿度と温度を適度に調節してくれ残暑の中で快適に過ごせます。夏に引き続き活用度の高いポロシャツは、この時期は上品で落ち着いた雰囲気のイタリアンニットポロがお薦めです。上質な素材がエレガントな着こなしを演出します。

また、2020年から引き続きトレンドの1つのレイヤードスタイルを季節の変わり目こそ取り入れやすいスタイルです。半袖のTシャツの上にベストを重ねるだけで体感温度はあまり変わらないものの、コーディネートが締まります。

下旬は天候によって朝夕の寒暖差が激しくなる

最高気温が約27.7℃、最低気温が20.0℃の9月下旬は、日中も天候によっては、涼しいと感じる日が出てくる頃です。台風シーズンでもある9月の雨の日は、気温が下がり肌寒さを感じるでしょう。9月下旬のポイントは、長袖シャツや薄手のアウター使いがカギになります。

長袖シャツは素肌に1枚で着る以外にも、秋の始まりにはTシャツをインナーにハリのある素材のシャツを軽く羽織り、さらに秋が深まればインナーをタートルネックに変えるなど、季節をまたいで長く活躍するアイテムです。無地の渋い色味のシャツは、同系色のインナーと合わせるまとまりがよく、ボトムの色合わせも楽になるはずです。

スポーツミックスも春夏から引き続いてのトレンドです。フード付きのトレーナーやナイロン系の薄手アウターなどスポーティーなアイテムを取り入れてみましょう。スポーティーなアイテムは機能性も高く寒暖差の激しい時期に活躍します。アウトドアレジャーのベストシーズン到来前に備えておくのもいいでしょう。

何を着たらいいか迷う時期こそ差が出る

9月に役立つファッションアイテムを紹介しました。まだ残暑が厳しい中、徐々に秋らしい服装にチェンジしていけば、暑くるしさを感じさません。少し先取りの季節感をファッションの一部に取り入れるだけで、新鮮な着こなしになり、その効果は絶大です。

何を着たらいいか迷う時期は、ファッションの全てを変えるのではなく、1つのアイテムから先の季節を意識してみましょう。きっと今までとは違った9月のファッションが楽しめるはずです。

(提供:JPRIME


【オススメ記事 JPRIME】
超富裕層が絶対にしない5つの投資ミス
「プライベートバンク」の真の価値とは?
30代スタートもあり?早くはじめるほど有利な「生前贈与」という相続
富裕層入門!富裕層の定義とは?
世界のビリオネア5人が語る「成功」の定義