2021年12月15日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

今週は明日16日(木)日本時間早朝4時のFOMC(米国)を皮切りにSNB(スイス)、TCMB(トルコ)、BOE(英国)とECB(欧州)、BOM(メキシコ)、BOJ(日本)と各国の政策金利発表が続く。今年最後のヤマ場ともいえるビックイベントが目白押しだが、その中でも注目度が高いのはやはりFOMCだろう。FOMCでは資産買入の減額幅、利上げ時期、ドットプロット(FF金利見通し)がポイントとなる。マーケットのコンセンサスは資産買入の減額幅を毎月150億ドルから300億ドルへ増額、利上げ開始時期も2022年半ばに前倒し、ドットプロットもかなりの上方修正を見ており、タカ派色が強いFOMCとなりそうだ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

現在、マーケットのタカ派色が強いだけに、思ったほどタカ派でなかった場合にはドルが大きめにダウンサイド掘っていくシナリオもあるだろう。ただし、米国がこれから利上げサイクルに入っていくことは間違いなく、中長期のドルロングは引き続きキープしたい。また、マーケットが予想するタカ派シナリオを大きく外れないのであれば、こちらもドルは底堅さを増していくと考えている。テクニカル面では米ドル/円のチャートを見るとFOMC前ということもあってレンジ内で小動きが続いているが、113円台を上下にブレイクしてくれればそれなりに走ってくれそうだ。FOMCに向けて可能であれば短期でついていくのが理想だか、値動きが早くてついて行けなければ、第二波、第三波を取りに行ってもトレードは間に合うだろう。

井口喜雄
トレイダーズ証券市場部ディーリング課。認定テクニカルアナリスト。1998年より金融機関に従事し、ディーリング業務に携わる。2009年からみんなのFXに在籍し、ドル円や欧州主要通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメンタルズからみた為替分析に精通してるほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評がある。月刊 FX攻略.comで「現役為替ディーラーが本音で語る”Dealer’s EYE”」を連載中

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。