◉なぜルーティーンが大切なのか?


ルーティーンの大事なところは今が終わりでも始まりでもなく、自分の処理能力が上がるに連れて幅が広がっていくということです。
ただ、処理能力が上がることと自分の固定観念ができあがってしまうことは紙一重なので、常にやり続けることとルーティーンを増やし続けるという意識は大事なことだと思います。

自分の創りたいキャリアと自分が突き進めるべきルーティーンが一致することほどビジネスマンとして幸せなことはないはずです。これは英語の学習や日々のジョギングのタイム向上なども同じなのかもしれません。
また創業者の方々は、日々のルーティーンが会社を良い方向に導くことなのでしょう。彼らは普段からルーティーンにフォーカスできる方達なのだと思います。

そして毎日のルーティーンにしっかり取り組んでいる人であれば、いわゆる人生における絶好のチャンスを見逃す可能性は低くなります。そしてまた、チャンスで勝負をしに行ける自信も自然と形成されるのではないでしょうか。大事なことは訪れたチャンスをチャンスと思うことができ、決断するための判断材料となるような哲学や信念を備えておくことだと思います。
ちなみにですが、私自身も訪れるチャンスを見定めるべく常にアンテナを張り続けています。そしてこれはマーケットの投資チャンスを掴めるかも同じ事であり、採用の部分で触れたトレーディングアイディアを生み出せるかどうかに通じる話だとも思っています。

なおルーティーンの種類は、何も活字を読む事に限りません。私はどちらかというと活字から得られる情報の方が自分のペースで咀嚼できるため都合が良いのですが、人から話を聞く方が都合良い方もいらっしゃるでしょう。
様々な形のルーティーンがあるでしょうが、大事なことはそれを丹念にやり続け、理想的には生涯続けられるライフワークにすることです。

急がば回れですよ。

BY N.S

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