メルセデス・ベンツがプレミアムミニバン「Vクラス」エクストラロングにハイエンドモデルの「ブラックスイート」を設定。専用のブラックアクセントやブラックペイントアルミホイールなどを採用して存在感と特別感を際立たせる

メルセデス・ベンツ日本は2022年7月21日、プレミアムミニバンのVクラスに「V220dアバンギャルド・エクストラロング・ブラックスイート(V 220 d AVANTGARDE Extra-long Black Suite)をラインアップし、同日より予約受注を開始した。車両価格は1,218万円に設定。ユーザーへの納車は2022年8月からを予定している。

メルセデス・ベンツ・Vクラスに専用のブラックアクセントを施した「ブラックスイート」を新設定
▲メルセデス・ベンツV220dアバンギャルド・エクストラロング・ブラックスイート(受注生産) 価格:9SAT1,218万円 全長5,385×全幅1,930×全高1,930mm ホイールベース3,430mm 車重2,550kg 乗車定員7名 WLTCモード燃費12.9km/リットル

新設定のV220dアバンギャルド・エクストラロング・ブラックスイートは、パワーユニットに“OM654”1,949cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジン(最高出力163ps/3,800~4,400rpm、最大トルク380Nm/1,600~2,400rpm)+9G-TRONIC(電子制御9速AT)を搭載する既存モデルのV220dアバンギャルド・エクストラロングをベースに、専用のブラックアクセントや高級パーツ、さらにAMGラインおよびナイトパッケージを採用して、圧倒的な存在感を放つ特別なプレミアムミニバンに仕立てたことが特徴である。

メルセデス・ベンツ・Vクラスに専用のブラックアクセントを施した「ブラックスイート」を新設定
▲足もとには専用のブラックペイント19インチAMG7ツインスポークアルミホイール(タイヤは245/45R19サイズ)を装着

まず外装では、フロントグリルやフロントバンパー、サイドミラーにブラックアクセントを施し、合わせて足もとには専用のブラックペイント19インチAMG7ツインスポークアルミホイール(タイヤは245/45R19サイズ)を組み込んで、迫力のある引き締まったルックスを創出。

また、リアゲートには専用の“Black Suite”エンブレムを配する。さらに、夜間のドア開閉の際にフロントドア下部から足もとを照らすブランドロゴプロジェクターライトを標準で装備した。

メルセデス・ベンツ・Vクラスに専用のブラックアクセントを施した「ブラックスイート」を新設定
▲リアゲートには専用の“Black Suite”エンブレムを貼付

内装については、カーボン調インテリアトリムや全席ナッパレザーシート、ブラックのルーフライナー、レザーARTICOダッシュボードなどを採用して、シックかつ高級感あふれるインテリアを演出。

また、前席にはシートと乗員の接地面の蒸れを防止するシートベンチレーターと、太もも下部分の座面長を好みに応じて調整できる座面長延長機能を内蔵し、合わせて運転席と助手席の間には容量3.2リットルの冷蔵庫付きセンターコンソールを、そのセンターコンソール後方には温冷機能付きカップホルダーを配備して、快適性および機能性を高めた。

メルセデス・ベンツ・Vクラスに専用のブラックアクセントを施した「ブラックスイート」を新設定
▲カーボン調インテリアトリムや全席ナッパレザーシート、レザーARTICOダッシュボードなどを採用。日本導入モデルのハンドル位置は右
メルセデス・ベンツ・Vクラスに専用のブラックアクセントを施した「ブラックスイート」を新設定
▲前席にはシートベンチレーターと座面長延長機能を内蔵
メルセデス・ベンツ・Vクラスに専用のブラックアクセントを施した「ブラックスイート」を新設定
▲前2席の間には冷蔵庫付きセンターコンソールを、センターコンソール後方には温冷機能付きカップホルダーを配備

一方で2列目席には、カップホルダーやUSBポート、スマートフォン用トレイ、小物入れを備えたエクスクルーシブシートを採用。また、前席背面部には格納式シートバックテーブルを設定する。先進安全装備として、後席の同乗者や大きな荷物で見えにくくなる車両後方の視界を補助するデジタルルームミラーも装備した。

メルセデス・ベンツ・Vクラスに専用のブラックアクセントを施した「ブラックスイート」を新設定
▲2列目席にはカップホルダーやUSBポート、スマートフォン用トレイ、小物入れを備えたエクスクルーシブシートを装着
Writer:大貫直次郎

(提供:CAR and DRIVER