日経平均 | 28,383.09円 △267.35円 |
為替 | 1ドル=138.95円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 13億1,110万株 |
売買代金 | 3兆3,349億円 |
値上り銘柄数 | 1,534銘柄 |
値下り銘柄数 | 248銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 123.86% |
市況概況
欧米株高を受けて買い先行、休日前と同様の動きで大幅高
日本市場が休場中の米国株が堅調だったことから買い先行となった。夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物、祝日取引の日経平均先物が堅調だったこともあり、指数を押し上げるような形での始まりとなった。
寄り付きの買いが一巡となった後も値持ちの良い堅調な展開が続き、上値の節目と見られる28,500円までの上昇となった。28,500円をつけると今度は上値の重い展開となったが、売り急ぐということでもなく、日経平均もTOPIXもマザーズ指数も大幅高だった。
昼休み時間中は特に大きな動きは見られず、後場も値持ちの良い始まりとなったが、徐々に上値も重くなって上げ幅縮小となる場面もあった。ただ、売り急ぐというようなこともなく、じりじりと値を下げ、結局最後は手仕舞い売りもあってTPOIXは大幅高ながらもほぼ安値引けとなり、日中の動きは「行って来い」という形となった。
小型銘柄は最後まで買い直しや買い戻しが見られて大きく上昇するものが目立った。マザーズ指数やグロース指数は大幅高だった。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を動かす画面もほとんど見られなかった。持高調整の売り買いも一巡となった感もあり、指数に連れての動きだけだった。
特に買い材料もないなかで、休日前の相場と同じような展開だった。割安銘柄=バリュー株買いの割高銘柄売りという状況でTOPIXは8月の高値を抜けるという状況で割安銘柄の見直し買いが入っているという状況だった。
修正高となって値持ちの良い展開が続くのではないかと思われるが、一方で割高銘柄からの資金シフトが進み、指数は上値の重さを嫌気して調整となるのだと思う。再度28,000円水準や27,500円あたりまでの調整はあると思う。
テクニカル分析
日経平均
上に放れての上髭線でここが当面の高値となったのではないかと思われる。9月の戻り高値の時の状況と考えてみると良いだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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