日経平均 | 28,115.74円 △170.95円 |
為替 | 1ドル=141.82円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 12億0,428万株 |
売買代金 | 2兆9,231億円 |
値上り銘柄数 | 1,467銘柄 |
値下り銘柄数 | 326銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 124.38% |
市況概況
日経平均売り、TOPIX買いの持高調整(?)でTOPIXは大幅高
米国株は冴えない展開となったが、特に理由のないなかで買い先行となった。寄り付きの買いが一巡となった後も指数先行で買い戻しを急ぐような買いが入りTOPIXが大幅高となった日経平均は寄与度の大きな3銘柄が軟調であったことで上値も限られたが、特に買い材料がないなかで値上がり銘柄も多く総じて堅調だった。
腰の据わった年金のような買いがあったわけでもなく、休日前の手仕舞いの買い戻しにしては買い意欲も強かった印象だ。
昼の時間帯も特に動きはなく、後場も堅調な始まりとなった後も値持ちの良い展開となった。ご多分に漏れず本日も後場は小さな値動きとなり、方向感も見られなかったが、さすがに最後は休日を前にした手仕舞い売りも出て上げ幅縮小、後場の安値引けとなった。それでも買い意欲にも乏しく、買い材料もないなかで大幅高となるなどなんとも不思議な一日となった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く総じてさえない展開で、マザーズ指数やグロース指数は軟調だった。先物は9時過ぎにまとまった買いが入り指数を押し上げた以外は特にまとまった売り買いも見られず、指数を動かす場面も限られた。
特に買い材料がないなかで先物のまとまった買いで指数を押し上げられた形だ。買い気があるかというと甚だ疑わしいのだが指数の値持ちは良く、値上がり銘柄も多いという状況で「いつもの」指数先行の形とは違うようなTOPIX主導の指数先行型という展開だった。
TOPIX 型の買い戻しに日経平均型の売りのポジションを作ったというよりは解消したということなのだと思われ、これが休日明けまで続くかどうかというとおそらく続かないと思う。ここからはさらに上がれば売り、下がれば買いという雰囲気が強くなるのだろう。当面保ち合い相場が続くということには変わりないと思う。
テクニカル分析
日経平均
上に放れかけたが上髭線となり、再度75日移動平均線や雲のサポートを確認することになるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。