日経平均 | 28,051.70円 ▼104.51円 |
為替 | 1ドル=135.61円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 9億5,420万株 |
売買代金 | 2兆2437億19百万円 |
値上り銘柄数 | 908銘柄 |
値下り銘柄数 | 826銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 109.52% |
市況概況
米国株安を受けて売り先行、いったん戻すも戻り切らず
米国での利上げ継続を嫌気するように売り先行となった。ただ、ある程度織り込まれていたものとして寄り付きの売りが一巡と買い戻しも入り前日の終値まで戻す展開となった。そこまで戻すと今度は達成感が出て売り直されるという状況で大きく下落することはなかったが、冴えない展開となった。
昼の時間帯も特に方向感は見られず、後場も前場の終値近辺で寄り付きその後はいつもの午後ということで指数に動きは見られなかった。
ただ、買い戻し一巡となったものから売られるという状況で指数は冴えない展開となり、最後の最後は買い戻しも入ったが、28,000円を意識する水準まで下落となった。28,000円を維持したという見方もできるが買いが入ったというよりは売りあぐねたという感じだった。
小型銘柄も大きく売られるということではなかったが、総じてさえない展開でマザーズ指数やグロース指数は軟調だった。先物もまとまった売り買いは少なく指数を大きく動かすような場面もあまりなかった。方向感に乏しく持高調整の売り買いが中心となっていたようだ。
28,000円を保ったが、全く盛り上がりに欠ける展開であり、売買高も売買代金も非常に少ない状況が続いている。米国でのイベントが終わっても今度は欧州、そして日本と金融政策に対する警戒が見られるということだろう。
下げ渋り感があり、堅調な底堅い展開となっているように見えるがちょっとしたことで大きく崩れるのではないかと思う。空売りが積み上がっていなければ、28,000円を割り込むのも時間の問題ではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線や基準線にサポートされた形だが、上髭線となったことでいったん下落となるのではないかと思う。雲のねじれの日柄でもあり、調整が進むことになるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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