日経平均 | 26,405.87円 △170.62円 |
為替 | 1ドル=132.58円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 8億5,002万株 |
売買代金 | 1兆7793億23百万円 |
値上り銘柄数 | 1,057銘柄 |
値下り銘柄数 | 691銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 107.54% |
市況概況
買い戻しもあり堅調だが戻りも鈍い
週末の米国株が堅調だったこともあり、本日の日本市場は買い先行となった。
寄り付きの買いが一巡となったあとも買い戻しが入り上値を試す場面も見られたが、買い戻し一巡となると売り直されて、寄り付き水準まで上げ幅縮小となった。それでもその後は再度戻りを試す動きとなって本日の高値圏で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も特に動きはなく、後場も値持ちのいい始まりとなり、手仕舞い売り一巡感もあって、閑散としたなかで値持ちの良い展開となった。
今晩は米国市場は休場となることもあり、特に買われるでもなく、売られるでもなく値持ちは良いが方向感に乏しい展開で結局は高値圏での引けとなった。日銀ショックも和らいだということで目先的な底入れ感も出たものと思われる。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものも多く総じて軟調、マザーズ指数やグロース指数は冴えない展開となった。先物は閑散としてまとまった売り買いはほとんど見られず、指数を動かすことも方向づけることもなかった。
ようやく、先週からのバタバタも落ち着いてきた感じだ。国債の変動幅を広げたからといって、すぐに現状の経済や企業業績に影響があるということでもなく、特に金融緩和の終了の始まりでもないということで落ち着いたのだろう。
買われすぎ銘柄の売りも一服となり、割安銘柄も手仕舞い売りに押されるということで落ち着いてきたのだろう。割安銘柄の修正高は続きそうで、指数も底堅さが見られるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
移動平均線や基準線からの乖離が大きいところで、気迷い線の後の陽線となり、「三川」の形での底入れとなったのではないかと思う。割高銘柄売りの割安銘柄買いは続くので、上値も重いのだろうが保ち合い水準を探ることになるのだろう。
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当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。