日経平均 | 26,387.72円 ▼180.31円 |
為替 | 1ドル=132.15円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 18億1,744万株 |
売買代金 | 3兆7191億29百万円 |
値上り銘柄数 | 400銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,388銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 93.58% |
市況概況
下げ渋りは見られたものの買い気には乏しい展開
米国株はまちまちで指数は堅調となったが、特に材料視することもなく、売り先行となった。再度下値を試すような動きで売り急ぐ場面も見られ大幅安となるなど昨日の日銀の政策変更を嫌気する動きが続き冴えない展開となった。
それでも寄り付きからの売りが一巡となると買い戻しも入って堅調となる場面も見られた。さすがに堅調となると戻り売り場とばかりに売り直されて軟調な展開となった。買われすぎ銘柄が売られ、割安銘柄はリスク回避の流れで買われTOPIXは横ばいだった。
昼の時間帯には先物は売り直され、後場は安値を試すような始まりとなった。26,400円台を保てないとなると再度26,300円を割り込むところまで売られたが、最後は買い戻しなどがみられて指数は下げ幅を縮小しての引けとなった。
小型銘柄は前場は買い戻しや幕間つなぎ的な買いが入り堅調なものも多かったが、後場からは売り直され総じて軟調、マザーズ指数やグロース指数は軟調だった。
先物はまとまった売り買いが散発的に見られ、指数を右往左往させる要因となった面もあるが、上がれば売られ、下がれば買われるという場面もあり、落ち着きのない展開だった。
日銀の政策変更を嫌気する動きが続いているということだが、これまで見られた割高銘柄売り、割安銘柄買いの流れが続いているだけという見方もできる。
目先の需給に振らされる面も多くなったが、基本的には金利上昇の影響が懸念されるなかで買われすぎ銘柄が売られ、割安銘柄が買われているという見方で良いのだろうし、まだまだこの傾向が続くということなのだろう。
日経平均に影響の大きな銘柄が買われすぎているので日経平均は冴えない展開だが、底堅い堅調な銘柄も多く、割安銘柄の上昇は期待できるだろう。
テクニカル分析
日経平均
移動平均線などからの乖離も大きくさすがに下げ渋り感はあるが、下髭の長さがまだ短い感じでもあり、完全に底入れ感が出たという足でもなく、下値模索が続くということなのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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