日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 26,906.04円 △352.51円
為替 1ドル=129.93円
売買高(東証プライム、以下同) 10億2,749万株
売買代金 2兆3190億48百万円
値上り銘柄数 1,563銘柄
値下り銘柄数 226銘柄
騰落レシオ(25日) 101.50%

市況概況

米国株高を受けて大幅高

週末の米国株が大幅高となったことを受けて本日の日本市場は買い先行となった。ただ、寄り付きの買いが一巡となった後は節目と見られる26,800円までいったん下押すなど上値も限られるような展開となった。一方で、指数に影響の大きな銘柄がしっかりとして値持ちも良かったこともあり、売り急ぐような動きも見られず、指数は小動きとなった。

昼の時間帯も特に動きは見られず、後場は若干買いものがちとなったものの前場の高値、寄り付きの水準を意識して上値も限られた。

それでも売られないものだから買い戻しが入るということで上値を試す動きになったが、一気に27,000円まで上昇するということでもなく、大幅高ながらも上値は限られるという感じだった。最後は手仕舞い売りもあって上げ幅を若干縮小したが、結局はほぼ全面高、大幅高となった。

小型銘柄も買い直されるようなものが多く総じて堅調、マザーズ指数やグロース株指数は大幅高となった。先物は散発的にまとまった売り買いは見られたもののしっかりと方向付けるようなことも、指数を大きく動かすこともなかった。

指数先行ではあるものの買い切れないというような雰囲気だった。節目と見られる27,000円を意識するというところまで買われることもなく、ここからの決算動向などを見極めたいということなのだろう。

日銀の政策変更への懸念は薄れているものの、インフレが鎮静化したということでもなく、米国のスタグフレーション懸念や中国の景気などの懸念もあり、買い切れない状況が続くのだと思う。買い戻し一巡となったものから売り直されるような場面もあると思う。

テクニカル分析

日経平均

基準線の水準まで上昇となったが、上値も重く、買い切れないという感じだ。首つり足となる可能性もあり、いったんは25日移動平均線までの下落もあるのだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。