日経平均 | 26,553.53円 △148.30円 |
為替 | 1ドル=129.12円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 9億8,169万株 |
売買代金 | 2兆2935億77百万円 |
値上り銘柄数 | 1,320銘柄 |
値下り銘柄数 | 429銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 97.36% |
市況概況
売り先行も指数先行で買われ堅調な展開
米国株が引き続き冴えない展開となったことを受けて売り先行となった。朝方発表された消費者物価指数(CPI)も予想と通りということで特に材料視されることもなく、寄り付きの売りが一巡となると買い戻しも入り下げ幅を縮小、それでも戻り売りもあまり見られず、指数先行で堅調な展開となった。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場に入ると売り一巡から週末の買い戻しを交えて指数先行で買われ、節目と見られる26,500円を超えて堅調な展開となった。
特に売り買いを急ず材料があったということでもないのだが、日経平均買いのような形での買いが見られ堅調な展開となった。結局最後まで値持ちも良く最後の最後は買い戻しを急ぐ動きもあって高値引け、26,500円台回復となった。
小型銘柄も買い戻しなどが見られて総じて堅調、マザーズ指数やグロース株指数は大幅高だった。先物もまとまった買いが散発的に見られて指数を押し上げる場面も見られた。ただ、しっかりと方向付けるというよりも持高調整の買い戻しではないかと思う。
意外に高いという感じだった。さすがに26,500円を意識した形にはなったが、特に戻り売りに押されるということでもなく、値持ちの良い展開が続いた。
ただ、好調な決算発表などが見られて全体的に楽観的な見方が出ても、日銀の政策変更への懸念は根強く上値は限られるのではないかと思う。米国株とのリンクも薄れており、後は決算次第ということになるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
昨日の前場と後場の窓埋めのような形となった。孕み足でもあり、孕みは放れにつけということで昨日の高値を抜けるか、安値を割り込むかということだ。26,500円を節目に上値は重そうだ。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。