日経平均 | 26,791.12円 △652.44円 |
為替 | 1ドル=130.82円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 14億3,889万株 |
売買代金 | 3兆2,776億23百万円 |
値上り銘柄数 | 1,600銘柄 |
値下り銘柄数 | 188銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 100.35% |
市況概況
日銀の政策変更なしを受けて大幅高
米国株はダウ平均が大幅下落となったが、ナスダックは小幅高となり、特に材料視されることもなく夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物堅調となったことから本日の日本市場は買い先行となった。寄り付きの買いが一巡となった後は上値も重かったが、日銀の金融政策決定会合を控えて方向感に乏しく、若干買い戻しが優勢という展開となった。
昼の時間に日銀の金融政策決定会合の結果が発表され、これまでの政策を維持すると報じられたことから後場は大きく買われて始まった。寄り付きの買いが一巡となった後は手仕舞い売りに押されたがすぐに切り返して高値を試す動きとなった。それでも26,800円まで上昇となるとさすがに上値も重かったが、値持ちも良く大幅高での高値圏での引けとなった。
小型銘柄も買い直されるものが多く総じて堅調、マザーズ指数やグロース株指数は大幅高となった。先物は日銀の発表があると一気に買い戻しを急ぐ動きとなって、指数を大きく押し上げる要因となった。積極的に買い上がる材料があったということでもないが、ヘッジの売りの買い戻しが入り、上がるから買うという状況のなかで売っては買い戻しという状況だった。
日銀の政策変更が見られなかったということで一気に買われたが、特に買い上がる材料でもなくあくまでも目先の買い戻しが主体と思われる。今回のようにこれからも日銀の政策変更が気になり、金融政策決定会合がある度に手仕舞い売りに押され、ヘッジ売りに押されるということが繰り返されそうだ。国債の利回り上昇に敏感に反応するのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
先週末と昨日の間の窓埋めとなった。ここからは本日の高値安値をどちらに抜けるか、ということであり、基本的には保ち合いが継続ということなのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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